長さの逆数 From Wikipedia, the free encyclopedia 長さの逆数(ながさのぎゃくすう)は、数学や科学のいくつかの分野で使用される物理量である。名前の通り長さの逆数の次元 (L−1) を持つ。この物理量に使用される一般的な単位は、国際単位系 (SI) では毎メートル (m−1)、CGS単位系では毎センチメートル (cm−1) である。 長さの逆数の次元を持つ量には、以下のものがある。 空間周波数(単位長さ当たりの周期の数) 材料科学における吸収係数 数学における曲線の曲率 レーザー物理学におけるゲイン(英語版) 結晶学における逆格子空間のベクトルの大きさ 光学におけるレンズの屈折力。ディオプトリを単位とする。 量子力学における剛体回転子(英語版)の回転定数 分光学における波数、波数ベクトル(英語版)の大きさ 水文学やその他の分野における線形特徴物の密度(水系密度(英語版)など)。キロメートル毎平方キロメートル(英語版)を参照。 長さの逆数はエネルギーの尺度として使用されることがある。プランク・アインシュタインの関係(英語版)によって、光子エネルギー(英語版)は光子の周波数に比例する。光速度は一定なので、波長の逆数である波数は周波数に比例し、よって光子エネルギーに比例する。例えば、1毎センチメートル(cm−1)は、波長1 cmの光子が持つエネルギーに等しく、約1.24×10−4 eV、1.986×10−23 Jになる。 参考文献 Barrett, A. J. (11 July 1983). “A two-parameter perturbation series for the reciprocal length of polymer chains and subchains”. Journal of Physics A: Mathematical and General 16 (10). https://iopscience.iop.org/article/10.1088/0305-4470/16/10/027. Related Articles