巻1から巻3は、長崎ゆかりの故事、異国船往来の事情や鎖国禁教に関することを記している[1]。巻1には、当時の長崎土産のほか、さまざまな長崎の風物について記されている[2]。また、ジャカルタへと追放されたイタリア人と日本人の混血女性・じゃがたらお春がジャカルタから日本へと宛てたとされる手紙「じゃがたら文(英語版)」の記述など、鎖国禁教体制の形成過程のエピソードも巻1に記載されており、当時の長崎の状況を知るうえで貴重なものも少なくない[1][2]。
巻4は長崎の孝子、義夫、烈女などを記している[1]。
巻5は付録として、眼鏡細工や硝子といった当時の長崎土産を紹介している[1]。