長浜仏壇は高さが一間(約1.9 m)あり[6]飾りや細工が多彩な技術により作られ、総合芸術とも言われている。
長浜仏壇の特色として次の二つが特色として挙げられている。
- 木材を十分に乾燥し、接着剤や釘を使用せず組み上げる構架組立方式により製作する。
- 彫刻は丸彫で行い、欅や檜を白木のまま使用する
「接着剤や釘を使用しない」構架組み立て方式とは完成後も解体と再組み立てが可能で、痛みの激しい部分を外して修理または交換して長く使用できる[7]。
長浜市のすぐ近くにある彦根市では全国的にも有名な彦根仏壇が造られている[8]。長浜仏壇を彦根仏壇と比較すると、彦根仏壇の方が生産量が多く安価である点が挙げられる[9]。長浜仏壇の製造工程は・木地づくり・宮殿づくり・彫刻・錺金具づくり(かざりかなぐづくり)・塗装・蒔絵・箔押しの7工程があり、彫刻は米原町上丹生へ依頼するが残りの6工程を長浜市内の木地師・錺師・塗師・蒔絵師の4職の職人が分業しており、家庭経営による仏壇店の主人が職人として仕事をしている。これに対し彦根仏壇は7職に分かれて分業化が進んでおり、仏壇製造は株式会社化している場合が多い[10]。