長谷山美紀
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| 人物情報 | |
|---|---|
| 全名 |
長谷山 美紀 (はせやま みき) |
| 生誕 |
1963年7月18日 (62歳) |
| 出身校 | 北海道大学 |
| 学問 | |
| 時代 | 20世紀 - 21世紀 |
| 活動地域 |
|
| 研究分野 |
情報 情報通信 / 知能情報学 / |
| 研究機関 | 北海道大学 |
| 学位 | 博士(工学) |
| 学会 |
映像情報メディア学会 映像情報メディア学会 |
長谷山 美紀(はせやま みき、Miki Haseyama、は、日本の教授。北海道大学副学長。学位は博士(工学)(北海道大学)。
専門は『画像や映像を人間のように理解する次世代のマルチメディアシステム』、画像・音響・音楽・映像・テキスト・Web・生体情報等のマルチメディア処理および次世代情報アクセスシステム。
マルチメディアナビゲーションシステム研究の第一人者であり、情報大航海プロジェクトのチーフ技術アドバイザー。
- 1989年8月 - 1993年12月 北海道大学 電子科学研究所 助手
- 1994年1月 - 1997年3月 北海道大学工学部 助教授
- 1997年4月 - 2004年3月 北海道大学 大学院工学研究科 助教授
- 2004年4月 - 2006年3月 北海道大学 大学院情報科学研究科 助教授
- 2006年4月 - 現在 北海道大学 大学院情報科学研究科 教授
- 2013年4月 - 2020年3月 北海道大学 総長補佐
- 2017年4月 - 2019年3月 北海道大学 人材育成本部 女性研究者支援室室長
- 2017年4月 - 2020年3月 北海道大学 総合IR室副室長
- 2017年7月 - 2021年3月 北海道大学 数理・データサイエンス教育研究センター センター長
- 2018年4月 - 2020年3月 北海道大学 大学院情報科学研究科 副研究院長
- 2020年4月 - 現在 北海道大学 大学院情報科学研究院 学院長
- 2020年4月 - 現在 北海道大学 大学院情報科学研究院 研究院長
- 2020年10月 - 現在 北海道大学 副学長
主な歴任役職
- 総務省情報通信政策局 情報通信審議会専門委員
- 経済産業省「情報大航海プロジェクト」チーフ技術アドバイザー
- 文部科学省 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会委員
- 国土交通省 国土審議会 北海道開発分科会委員
- 北海道総合通信局 ICT活力推進会議 座長
- 日本放送協会 放送技術審議委員
- 映像情報メディア学会 副会長
- 電子情報通信学会 調査理事
- ITE Transactions on Media Technology and Applications・Editor in Chief
- 日本学術会議連携会員
- 北海道大学 総長補佐(研究戦略室担当)
- 内閣府 フェロー
北海道大学総長選
2025年の北海道大学総長選 に立候補した。 総長選では「先人の医師をひ気づき、エビデンスに基づく経営改革と教育研究基盤の再構築を通じて本学の持続的発展を実現し、本学の「知の拠点」としての再生に取り組みます」と主張。データ駆動形のガバナンスで柔軟かつ持続可能な大学経営を確立。多角的収益確保と業務革新による強靭な財政基盤の確立。
開発ソフト
画像検索システムImage Vortexは実用化され、Image Cruiserと利用されていた[1]。
受賞
- 映像情報メディア学会 丹羽髙柳賞 業績賞 (2015年)
- IWAIT Best Paper Award (2014年・2013年)
- 電子情報通信学会論文賞 (2008年)
- IEEE ICCE, IEEE CE Society Japan Chapter Young Scientist Paper Award (2007年・2006年)
- 映像情報メディア学会研究奨励賞 (2005年)
エピソード・発言
小学生の頃は、昆虫が大好きで、捕まえて図鑑で名前を調べたり飼ったりしました。昆虫の後は、天体に興味を持ち、天文学者になろうと思いました。中学生になって、英語を学び始めて、翻訳家になりたいと思いました。あの頃の私は、理科系や文科系を意識せずに、色々なものに興味を持っていたように思います。その頃に、私が理工系を選択した具体的なきっかけがありました。小学校の算数の教科書の『奇数の和が整数の二乗になることを証明せよ』と言う演習問題です。問題には、ヒントが付いていたので答えを導くことはできましたが、解答に納得することができませんでした。私は、「なぜだろう?」を残したままで小学校を卒業し、納得できなかった事も忘れて、中学校を過ごしました。その後、突然に、私の「なぜだろう?」が解決することになります。私は、高校の数学で納得できる説明に出会うことができたのです。その時の驚きと感動を今でも覚えています。その演習問題が、学ぶことの楽しさと知ることの喜びを教えてくれて、私は、理科系に進んだのだと思います。 現在、工学部で学ぶ女子学生の比率は10%程度。社会で活躍するエンジニアの女性比率は5%とも言われています。私はこれを大きなチャンスだと捉えています。社会が発展していくためには、多様性の維持は必要不可欠です。性別にかかわらず、同じような考え方の人ばかりで研究や開発を行っていれば、新しいものを生み出すことができずに、その分野はいずれ衰退していくことでしょう。少数派の視点、つまり、女性の視点は工学の発展のために不可欠なのです。実際、私の研究室で学んだ女子学生の就職率は100%。女性エンジニアへの社会的ニーズの高まりを肌で感じています。人はひとりになるのが不安で、似た者同士で集団を作ることで安心したりしますが、大集団の中では、平均的な幸せが得られるだけ。少数派に属する環境でこそ、大きな幸せをつかむチャンスがあります。それに加えて、工学の世界には、男女の差なく、実力を正当に評価してもらえる風土があります。私自身、女性だということで不利に感じたことは一度もありません。技術を身につければ、結婚・出産を経ても、ずっと仕事を続けられます。むしろ、女性エンジニアで「出産で仕事を辞める」という感覚を持っている人はほとんどいないでしょう。これからの社会が求めているのは、新たな問題に対して、解決策を提示できる人材です。確固たる技術こそが、問題解決の道を切り拓きます。そんな人材を育てるのが、工学です。工学は、広く生活に根付いた学問です。興味があることや好きな科目があれば、それを中心に広げていけるのが「工学」の楽しさです。楽しみながら、女性ならではの視点を活かしてみませんか? [2]。
情報大航海プロジェクト
情報大航海プロジェクトは、経済産業省が2007年(平成19年)に立ち上げた国家プロジェクトである。日本発の検索・ナビゲーション技術を核とする次世代情報利活用基盤の構築を目的としたものであり、チーフ技術アドバイザーとして参加した。本プロジェクトでは、テキスト、画像、映像、センサデータといった異種情報を統合的に処理・活用するための共通技術アーキテクチャが設計された。しかし、3年で150億円ほどのお金を投じたものの失敗し、撤退するに至った。