関暁夫
日本の都市伝説テラー、作家、お笑い芸人 (1975-)
From Wikipedia, the free encyclopedia
関 暁夫(せき あきお、1975年6月21日 - )は、日本の芸人、YouTuber、作家、都市伝説テラー。目黒区自由が丘にて喫茶店「セキルバーグカフェ」を経営[1]。1996年から2009年までお笑いコンビ『ハローバイバイ』で活動[1]。吉本興業に所属していた[1][2]。
| Mr.都市伝説 関暁夫 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YouTube | ||||||||
| チャンネル | ||||||||
| 活動期間 | 2019年 - | |||||||
| ジャンル | エンターテイメント | |||||||
| 登録者数 | 69.3万人 | |||||||
| 総再生回数 | 1億1037万回 | |||||||
| 挨拶 | 信じるか信じないかはあなた次第です | |||||||
| ||||||||
| チャンネル登録者数・総再生回数は 2026年6月5日時点。 | ||||||||
都市伝説再ブームの第一人者であり、芸名「Mr.都市伝説 関暁夫(ミスターとしでんせつ せきあきお)」や[3][4]、「スティーブン・セキルバーグ」[5][6]として、テレビやラジオ、イベントなどで都市伝説を語る[7]。2007年から『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京系)における、都市伝説テラーを務め[1][7][8]、語りの締めに「信じるか信じないかはあなた次第です」というフレーズを使う[9][7][10]。2006年に書籍化された『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説』は、2019年までに第7巻まで発行され、シリーズ累計300万部のベストセラーとなった[7][1]。
経歴
東京都出身[11][12]。実家は寿司屋を営み、父は寿司職人[6]。東京都杉並区立松ノ木中学校出身。同校在学当時は、ボンタンに短ランの変形学生服を着用するヤンキーであった。調理師を志し、家業を継ぐことを考えていた。
伊豆大島にある全寮制の海洋高校[8][6]、東京都立大島南高等学校を卒業後、進学先のモランボン調理師専門学校で金成公信と知り合う。専門学校を卒業後、海外玩具のバイヤーへの興味から1年間渡米したが、帰国後は家に引きこもる[8]。20歳の時、金成とお笑い芸人への道を歩むことを決意し、21歳で吉本総合芸能学院(東京NSC)の2期生となる[8]。1996年、東京NSC卒業。その後、金成とハローバイバイを結成し銀座7丁目劇場へ出演[12][5][8]。
2004年ごろのハローバイバイはテレビの仕事がほとんどなかったことから、芸人を廃業すべきか悩んでいたが、芸人を辞める前に自分の好きな都市伝説を仕事にしようと考える。28歳で個人活動を始め、超能力や予知などの話を披露するオカルトトークライブを行った[8]。2005年8月6日放送の『やりすぎコージー』における「芸人都市伝説」のコーナーにて芸人都市伝説キングとなる。その後、同企画へ連続出演することとなった[8]。2006年11月、初の著書『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』を出版[6]。80万部を超えるベストセラーとなり、のちの都市伝説再ブームの火付け役となる。同時期にはスティーブン・セキルバーグを名乗り、「都市伝説テラー」(都市伝説を語る人物)としてテレビ番組などの出演が増加。また「関暁夫のオカルトトークライブ」と銘打った不定期ライブを行っている。
2009年、ハローバイバイが解散[1]。解散後は「ハローバイバイ関暁夫」名義で活動を続け、2011年12月30日に「Mr.都市伝説 関暁夫」へ改名[13][14]。2010年11月3日に一般女性と結婚[15][6]。2013年4月から自由が丘にて「セキルバーグカフェ」を経営し[8][16]、都市伝説関連グッズの販売も行う[17]。
2019年末に始めたYouTubeチャンネル「Mr.都市伝説 関暁夫の情熱が止まらない」は[1]、登録者数50万人を突破(2024年3月22日時点)。
2021年10月、愛媛県立今治西高等学校伯方分校の魅力向上を目的に立ち上げた「放課後情熱学園」の特別講師に就任[8][18]。2022年、情報経営イノベーション専門職大学客員教授に就任[19]。2023年1月31日、日本武道館にてトークライブを開催[20]。
2024年7月7日の東京都知事選挙にて、田母神俊雄の応援演説を行い[21]、ポスター貼りに助力[22]。同年5月には自身が主宰するオンラインサロン「情熱クラブ」のイベントに田母神を招き、山中で民間防衛の勉強会を行った[23]。
反響
関は著書『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説』などで、9.11に関する陰謀説や「新世界秩序」などの陰謀論的主題を「都市伝説」として扱っている[7][24]。2012年11月2日放送の『やりすぎ都市伝説』では、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団のワクチン普及活動について陰謀論的な主張を紹介したとして、マイクロソフト社がテレビ東京に協議を申し入れたと報じられた[25][7]。
批評
- ライターの雨宮純は、『やりすぎ都市伝説』の「芸人が語り、最後に『信じるか信じないかはあなた次第』と無責任に締める」形式が、オカルトや陰謀論的主題を娯楽として流通させやすくしたと論じている[7][24]。
- 音楽家のロマン優光は、関のアプローチを「陰謀論ビジネス」と捉え、その影響力と商業的側面に批判的な見方を示している[26]。ロマンは、関が完全に自説を信じているわけではなく、ビジネスとして陰謀論を展開している可能性を指摘した[26]。また、関の田母神俊雄への接近などは、新たな顧客獲得を目的とした戦略的なものだと見ている[26]。
- 2022年4月28日、『マツコ&有吉 かりそめ天国』へ出演した有吉弘行は、島田秀平の名前と共に関の名前も挙げ、「だいたいヤバい奴というか、つまんねぇ奴ら」「宇宙人はいてもいいし、雪男もいてもいいけど、嘘ついて金儲けしているヤツが許せない」と語り、都市伝説がさも事実のように語られ、エンターテイメントとして楽しむ範囲を超える商業主義的な姿勢に苦言を呈した[27][28]。
- 2024年4月3日、鬼越トマホーク坂井は、『水曜日のダウンタウン』で「最初は芸人がお金を稼ぐために、心霊とかMr.都市伝説とか言い出すけど、結局最後(自分自信が)取り込まれちゃうんですよね」と語った[29]。
出演作品
テレビ番組
- 『やりすぎコージー』(テレビ東京) - 都市伝説企画のレギュラー出演
- 『R30』(TBS)
- 『ドッカ〜ン!』(TBS) - 都市伝説先生として出演
- 『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京) - レギュラー出演
- 『モクスぺ 勝手に秋祭り!芸能人恥ずかし映像100連発!!』(2007年11月1日、日本テレビ)
- 『平成20年間1億3000万人のがんばった大賞』(2008年1月7日、フジテレビ)
- 『都市伝説〜超常現象を解明せよ!3』(ナショナル ジオグラフィック)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫の「ELIZA」未来を切り開くテクノロジー』(2016年10月7日 - 、テレビ埼玉)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話』(2020年10月23日 - 、BSテレ東)
- 『NHK高校講座学び方ガイド』「NHK高校講座のウワサに迫る!!」(2019年度)
- 『週刊さんまとマツコ』(2025年4月6日・13日、TBSテレビ)
テレビアニメ
- 『アイシールド21』(2005年4月 - 2008年3月、テレビ東京) - オットー・ゴンザレス 役
オリジナルビデオ
- 『けっこう仮面 ロワイヤル』(2006年、アートポート)
- 『けっこう仮面 プレミアム』(2006年、アートポート)
- 『けっこう仮面 フォーエバー』(2006年、アートポート)
映画
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年、監督:中村義洋) - 江尻 役
- 『都市伝説的戦後日本史 〜信じるか信じないかはあなた次第〜』(2008年、監督・脚本・主演:関暁夫、「YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜」の1本)[30]
CM
- 『マンガ倉庫』
ラジオ
- 『霜降り明星のオールナイトニッポン』(2024年6月14日、ニッポン放送)[26][31]
書籍
単著
- 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』(2006年11月、竹書房)[5]
- 『ハローバイバイ関暁夫のコミック都市伝説』(2008年3月、ヨシモトブックス/ワニブックス)
- 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 2 受け継がれし語られる者たちへ』(2008年7月、竹書房)[32]
- 『S・セキルバーグ 関暁夫の都市伝説 3 幸せを呼ぶピンクの四葉のクローバー』(2010年11月、竹書房)
- 『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説 4 2013年 新時代の扉がいま開かれる』(2012年8月、竹書房)[6]
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 5 メディア洗脳から目覚めたみなさんへ』(2014年12月、竹書房)
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 6 2018年最後の審判が下される!』(2016年8月、竹書房)
- 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説 7 ゾルタクスゼイアンの卵たちへ』 (2019年12月、竹書房)[1]
- 『Mr. 都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話』(2021年8月、宝島社)
共著
- 『最新版!ヤバい「都市伝説」大全』(2015年3月、宝島社) - ベンジャミン・フルフォード、山口敏太郎との共著
- 『ヤバすぎる「都市伝説」大全』(2015年10月、宝島社) - ベンジャミン・フルフォード、山口敏太郎との共著
- 『激ヤバ「都市伝説」 世界の陰謀大全』(2016年1月、宝島社) - ベンジャミン・フルフォード、山口敏太郎との共著
- 『Mr.都市伝説・関暁夫のファーストコンタクト バシャール対談』(2019年1月、ヴォイス) - ダリル・アンカとの共著