桀王は、「焙烙の刑」が執行されているのを観ながら、ふと関龍逢に「楽しいか」と話しかけた。関龍逢は「楽しいです!」と答えたが桀王は「お前は今、刑罰の執行を観るのは楽しいと言ったが、同情や憐憫の心はないのか?」と彼を煽った。
関龍逢は「天下の民は苦しんでいても、王は楽しんでおられます。わたくしは王の股肱でございますから、心が喜んでおられるのに股肱が喜ばないということがありましょうか?」と言ったが、返ってその諫言が桀王の怒りをかい、桀王に「お前はわしが死ぬことを知っているらしいが、自分が死ぬことを知らないらしい。わしはお前が焙烙の刑で死ぬところを観ることができるが、お前がわしの死を知ることはない」と言われ、嘆き悲しんで「造化は働かせるために我に生命を与え、休ませるために我に炮烙を与えられた」(造化勞我以生,休我以炮烙)の辞世を読んで焼身自殺したという[2]。