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防川村

中国の村 From Wikipedia, the free encyclopedia

防川村(ほうせんむら、中国語: 防川村)は、中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市敬信鎮中国語版に位置し、豆満江日本海への河口に存在する中露朝三国国境に接する土地。

防川村から望む朝鮮・ロシア友情橋
中露朝三国国境
三国国境の簡略図。防川は地図上方に位置している

2002年5月17日には中国政府によって、防川風景名勝区として中華人民共和国国家級風景名勝区による景勝地に指定された[1]。 歴史的には中国の日本との交流における「日本へ通じる海上シルクロード(通往日本的海上絲綢之路)」としても使用されたが、の時代に締結されたネルチンスク条約アイグン条約北京条約に伴う、中国の極東沿岸地域の領土喪失に伴って、現在の形へとなった[2]1938年には、日本とソビエト連邦の衝突した張鼓峰事件が勃発した地でもある。

概要

琿春市の市街地から65km離れている。ロシアおよび北朝鮮国境を接している、中国本土唯一の三国国境である。 東はロシアのハサン、南西は豆満江を隔てて北朝鮮の羅先特別市と接している。豆満江の下流には北朝鮮とロシアを結ぶ鉄道橋朝鮮・ロシア友情橋が架かっているが、橋桁が低いことから漁船の出入りしか許可されておらず、貨物船がここから日本海に出ることは許可されていない。村には中露朝三国国境を望む展望台である「一眼望三国」、1886年に設置された国境碑土字牌中国語版、中朝国境の国境検問所圏河口岸中国語版といったスポットが存在している[3]

歴史

かつて防川村は豆満江の河口に近く、その地理的位置から東アジアにおける貿易路の拠点となっていた。の時代には、日本へ通じる海のシルクロードとしても機能し、中国文化はここを経由して日本へと伝えられた。

地理

防川村は吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市敬信鎮に位置する、日本海に最も近い中国の地域となっている。村の面積は14平方キロメートルであり、海抜は僅か5メートルである[4]

気候

西岸海洋性気候に属しており、は比較的涼しい気候となっている。

さらに見る 敬信鎮の気候, 月 ...
敬信鎮の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均最高気温 °C°F −4.9
(23.2)
−2.1
(28.2)
3.3
(37.9)
11.7
(53.1)
17.1
(62.8)
21.1
(70)
24.6
(76.3)
26.1
(79)
21.9
(71.4)
15.5
(59.9)
5.5
(41.9)
−1.9
(28.6)
11.5
(52.7)
日平均気温 °C°F −10.2
(13.6)
−7.9
(17.8)
−2.4
(27.7)
5.5
(41.9)
10.9
(51.6)
16.3
(61.3)
20.4
(68.7)
21.9
(71.4)
16.6
(61.9)
9.6
(49.3)
0.4
(32.7)
−7
(19)
6.2
(43.2)
平均最低気温 °C°F −15.5
(4.1)
−13.7
(7.3)
−8.1
(17.4)
−0.7
(30.7)
4.7
(40.5)
11.5
(52.7)
16.3
(61.3)
17.7
(63.9)
11.3
(52.3)
3.7
(38.7)
−4.7
(23.5)
−12
(10)
0.9
(33.6)
降水量 mm (inch) 5
(0.2)
7
(0.28)
17
(0.67)
27
(1.06)
70
(2.76)
88
(3.46)
102
(4.02)
160
(6.3)
103
(4.06)
52
(2.05)
22
(0.87)
7
(0.28)
660
(26.01)
出典:Climate-Data 2017-07-00
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人口

2018年現在、村には元々住む住民の世帯が43世帯あり、総人口は約100人、全員が朝鮮族である[4]

脚注

関連項目

外部リンク

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