防衛漫玉日記
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「週刊ファミコン通信増刊ファミコミ」1994年秋の号より、この作品の原型にあたる『トル玉の大冒険』が連載された。その後「コミックビーム」1995年12月号より、題名を『防衛漫玉日記』に改め、月刊連載された。『トル玉の大冒険』の題名は、当時ヒットしたゲーム『トルネコの大冒険』のパロディだが内容とはあまり関係無い。
桜玉吉本人と、担当編集者であり友人でもあるO村、ヒロポンらの取材や日常に基づく日記漫画であり、『しあわせのかたち』終盤において度々登場した『しあわせのそねみ』の作風を色濃く受け継いだ、ネガティヴな状況を笑いに転換する内容で、以後の作品の基盤となった作品である。この頃は重度の鬱や、それに伴う前衛的かつ極端な表現はあまり見られず、『しあわせのかたち』後期の形式を受け継いだ作風となっている
登場人物
- 桜玉吉
- もちろん作者本人。つりをして異星人を退治したり、船舶免許を取り、自動二輪免許を取り、代々木アニメーション学院に体験入学し、それらをネタに漫画を描く日々を送る。
- O村
- A書店からアスキー(当時)に引き抜かれて来た編集者。A書店在籍時から玉吉とは親しい関係。時々エロな方向に暴走することもある。もちろん後にコミックビームの編集長になる奥村勝彦である。
- ヒロポン
- 『しあわせのかたち』連載時からの玉吉の担当編集者。にょーと奇声を上げ、奇行に及び、何をやっても頼りにならない堕落したトラブルメイカー役。
- 金田一
- 当時のコミックビームの編集長、金田一健。作中での愛称は「金ちゃん」。玉吉に船舶免許取得を勧めるなどする扇動役。性格は冷静で色々と頼りになる。
- ポン子ちゃん
- 玉吉たちが憧れるメガネでショートヘアの女性編集者。日記マンガの登場人物ではあるが架空の人物(玉吉の理想の人物)であったとされている。