院家

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院家(いんげ)とは、

  1. 寺院を構成する塔頭のこと。
  2. 出身身分に由来する僧侶の身分。門跡に次ぐ。
  3. 寺院の格式の一種[1]
  4. 近世浄土真宗における寺格の一つ[1]

単に「」とも呼ばれる。大寺院の内部においてその一郭を占めて、寺院本体とは別に独自の所領・組織を保有した別院を構成する塔頭及びそこに止住する僧侶集団を指す。本来、寺院の僧侶は三面僧房で共同生活を送ることが原則とされていたが、僧侶の中には修行に専念するために独自の僧房を設置して独立空間を構える者もいた。これが院家のルーツである。特に複数の宗派が混在する寺院が多かった平安時代においては、同じ宗派を信奉する僧侶が1つの院家において集団生活を行い、修行・研究の場とするケースも多かった。

なお、後世では門跡寺院において、下記の僧侶身分の院家が止住する塔頭のことも指した。

僧侶身分としての院家

寺院の格式としての院家

脚注

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