集合環
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基本性質
以下 は集合環であるものとして、
- は空集合を含む。実際、 の空でない任意の元 A をとれば、差に関して閉じていることから、A ∖ A と書ける。
- は対称差に関して閉じている。実際、対称差は A Δ B = (A ∖ B) ∪ (B ∖ A) と書ける。
- は交叉に関して閉じている。実際、A ∩ B = (A ∪ B) ∖ (A Δ B) と書ける。
有限加法族は集合環である(実際、Ec は集合 E の補集合として、A ∖ B = (Ac ∪ B)c が成り立つ)が、集合環は必ずしも集合代数でない。例えば、単純な例として {∅} を考えればよい。
X 上の集合環が有限加法族であるための必要十分条件は、全体集合 X 自身がその集合環に属することである。