難波精一郎
日本の心理学者
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経歴
時間経過に伴って変化する音の印象を捉える「カテゴリー連続判断法」と独自の実験装置の開発により、旧来の定常音研究の枠を超えて複雑な変動音と機械音の研究に道を拓いた。また、多次元的で解析が困難であった音色に関する研究では、各種の音源に関する言語的記述の国際比較など、実験と調査を駆使した多面的なアプローチによって先駆的かつ広範な成果を挙げた。 さらに、機械的騒音の評価には騒音レベルだけでなく音色が大きく影響することを明らかにして、機械音の改善を推進した。これらの研究成果をもとに、「騒音に係る環境基準」の改訂(1988年)に貢献し、また音響設計や音楽演奏の評価法の発展に寄与したことも大きな功績である。
年譜
著書
- 『環境研究上極めて重要なテーマを科学的に解説した音色の測定・評価法とその適用例』応用技術出版 1992
- 『音の環境心理学 いい音悪い音』NECクリエイティブ 2001
共著・編著
- 『心理・教育のためのFORTRAN』吉田光雄共編著 誠信書房 1974
- 『聴覚ハンドブック』編 ナカニシヤ出版 1984
- 『要説心理学』武衛孝雄共編著 学術図書出版社 1984
- 『音の科学』編 朝倉書店 1989
- 『音の評価のための心理学的測定法』桑野園子共著 コロナ社 1998 音響テクノロジーシリーズ
- 『音環境デザイン』桑野園子編著 加来治郎,岩宮眞一郎, 平松幸三共著 コロナ社 2007 音響テクノロジーシリーズ