雲をつかむ話
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| 雲をつかむ話 | ||
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| 著者 | 多和田葉子 | |
| 発行日 | 2012年4月21日 | |
| 発行元 | 講談社 | |
| ジャンル | 小説 | |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 | 四六判上製本 | |
| ページ数 | 258 | |
| 公式サイト | 雲をつかむ話 単行本 講談社 | |
| コード | ISBN 978-4-06-217630-9 | |
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『雲をつかむ話』(くもをつかむはなし)は、日本の小説家多和田葉子による小説である。
『群像』の2011年1月号から2012年1月号までに連載された(2011年8月号を除く)[1]。単行本は、2012年4月21日に講談社より刊行された[2]。単行本の装画は、ミヤギユカリによる。単行本の装幀は、緒方修一による[1]。2012年度の第64回読売文学賞小説賞を受賞する[3][4]。2012年度の第63回芸術選奨の文部科学大臣賞を受賞する[5][6]。
〈わたし〉がハンブルグに住んでいた1987年のある日、エルベ川沿いの遊歩道に面した〈わたし〉の家に、日本語とドイツ語の2か国語で〈わたし〉が書いた詩や散文をまとめた、日本語に訳すと「破産出版」という名前の出版社から刊行された「あなたのいるところだけなにもない」という本を買いたい、と若い男が訪ねてきた。日本に関心がある友達にプレゼントをしたいので、日本的な模様が入った紙で包装して、リボンをつけてほしいのだという。しかし、男は「家に財布を忘れたので取りに行ってきます」と言って外へ出て行ったきり戻ってこなかった。それから約1年が過ぎたある日、〈わたし〉に例の若い男から手紙が届き、あの日、男は警察に追われていたこと、あれからしばらくして街中で逮捕され、刑務所に入れられたことを知る。