1933年(昭和8年)、軽量車の通行が可能な木製吊橋(全長96 m、幅3 m、重量制限4t[2])が架設された。老朽化に加え、左岸側の取付道路が急な崖に急勾配で作られていたため車の通行が非常に不自由で積雪時に車がほとんど通行出来なくなることから、橋の架け替えは音沢地区の念願であった[2]。その後、1968年(昭和43年)2月に[2]市町村道整備国庫補助を受けて新橋の建設に着手し[3]、1971年(昭和46年)12月9日に全長110 m、幅5 mの朱色の鉄骨トラスト製の永久橋(現在の橋)が開通した[4][2][3]ことで、音沢地区の陸の孤島状態が解消された。左岸側取り付け道路の急勾配を解消するため、橋桁の高さが左岸側が水面から13m、右岸側が5mという傾斜橋になっているのが特徴である[2]。建設費は9,345万円[3]。渡りぞめ式では、宇奈月町(当時)の名誉町民第1号である佐々木大樹も参加した[3]。
2017年度に北陸地方整備局が当橋の直轄診断を実施した結果,上部構造の鋼部材に塗膜のはがれ、色あせ、腐食が確認され、下部構造のコンクリートにヒビ割れや遊離石灰、橋脚基礎部に洗掘が確認され、補修には高度な専門的知識等を要することが判明した。このため、黒部市の要請を受け、同年に道路法が改正されて以来、北陸地方整備局管内で初となる道路法に基づく修繕代行制度を実施し、2021年度に全ての修繕工事が完了した。同年10月4日に工事完成図書を黒部市長に引き渡した[1]。