響板
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機能
生産
軟木の細長い一片(大抵はトウヒ属〔スプルース〕材。例えばオウシュウトウヒ)は木の繊維が駒に正確に平行になるように加工される(柾目の板が使われる)。これらの木片は糊(伝統的には膠)で貼り合わされる。このような訳で、割れを防ぐために長期間保管したスプルース材を使用する必要がある。糊付け後、響板の形に成形され、必要な厚さを達成するために余分な部分が削られる。一定の湿度と温度の条件で再び保管することで寿命が伸びる。多層合板で作られた響板も割れることがないため安定であるが、最適な音を得ることができない[1]。
ヴァイオリンの共鳴胴と同様に、ピアノの響板はアーチ状(むくり)になっている、すなわち、アーチ状の響棒に響板は糊付けされ上方にアーチ状になっている。響棒は響板の木目と直角になるように貼られる。響板はこれによってより高い、制御された弾力性を獲得し、これは改善された音響として現われる。
響板割れの影響
上述した様々な工夫にもかかわらず、響板の割れが起こる。割れは楽器を使用不能にするという一般的な判断は、「割れは響板の大きさに対する割れの大きさに比例して(響板が振動できる面積が狭まるため)弦の振動を増幅する能力が小さくなるだけである」という意見に反している[2]。製造業者とピアノ職人は異なる修理方法を提供している。響板割れを防ぐためには適度な湿度が保たれるよう部屋の環境を管理することに特別な注意を払うべきである。

