響灘
関門海峡の北西に広がる海域
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定義
沿岸部
下関市の西部の北浦海岸が響灘に面し、国道191号沿線に安岡、吉見、室津など良好な漁港が点在している。北九州市の沿岸部は、大規模工場が集積する北九州工業地域を形成しており、北九州学術研究都市、北九州港の一郭を成している。また、漁業も盛んであり、玄界灘と同じく日本有数の漁場である。響灘では鯖、鯵、イワシ、フグ、ウニなどの魚が水揚げされる。その他に浜田・仙崎・豊北・若松・芦屋・波津・鐘崎などの沿岸部には釣りの名所と知られる場所も数多く存在する。海水浴場も所々に点在し、夏季の海水浴シーズンには周辺から海水浴客が訪れる。スナメリ[4]やアカウミガメ等のウミガメ[5]も生息している他にも[6]、一帯は江戸時代や明治時代まではヒゲクジラ類を対象とする大規模な「西海捕鯨場」に含まれており[7][8]、この他にも角島はツノシマクジラの新種認定と和名の由来になっている。また、響灘ビオトープも野鳥などの多様な生物の生息地である。
沿岸部の気候は温暖であり、冬は対馬海流の影響で霜柱が立つことは無いが雲が発生しやすいため、曇天の日が多く、雨や雪を降らせることもある。日照時間も非常に短く、北西の季節風の影響で肌寒く、波は穏やかで荒れることは少ない瀬戸内海側とは違い、季節風の影響を強く受けるため、海が荒れることも少なくない。
隆起により出現し浸食を受けた海蝕崖や奇岩が各所に見られるほか、阿武火山群の火山地形、須佐ホルンフェルスなど地質景観がみられ、山口県北部の沿岸は北長門海岸国定公園に指定されている。