風雲児女

From Wikipedia, the free encyclopedia

繁体字 風雲兒女
簡体字 风云儿女
拼音 fēngyún érnǚ
注音符号 ㄈㄥㄩㄣˊ ㄦˊㄋㄩˇ
風雲児女
ポスター
タイトル表記
繁体字 風雲兒女
簡体字 风云儿女
拼音 fēngyún érnǚ
注音符号 ㄈㄥㄩㄣˊ ㄦˊㄋㄩˇ
英題 Children of Troubled Times
各種情報
監督 許幸之中国語版
脚本 田漢
製作総指揮 馬徳建
出演者 袁牧之
王人美
談瑛
音楽 聶耳
主題歌義勇軍進行曲
撮影 呉印咸中国語版
製作会社 電通影片公司
上映時間 89分
製作国 中華民国の旗 中華民国
言語 国語
テンプレートを表示

風雲児女』(ふううんじじょ、日: 嵐の中の若者たち[1])は、1935年の愛国的な中国映画であり、中華人民共和国国歌義勇軍進行曲」の原点としても最も有名な作品である。映画は許幸之中国語版が監督し、田漢夏衍が脚本を担当した。袁牧之が知識人役を演じ、上海の混乱から逃れる中で華やかな王人美を追い求め、友人の死をきっかけに中国抗戦運動に加わるという筋書きである。

1934年の夏に司徒逸民、龔毓珂、馬德建らの左派系文化人が集まって作った「電通影片公司」という映画会社が「風雲児女」の制作会社である。同社は1935年末に解散するまでに「桃李劫」「風雲児女」「自由神」「都市風光」の四本の作品を世に送り出していて、「風雲児女」は会社が創立されてから2本目の作品であった[2]

1930年代に制作された上海映画の作品群の中では一際影響が大きく、主題歌の「義勇軍進行曲」は 瞬く間に全国で歌われるようになり[3]、後に中華人民共和国国歌になった。

ストーリー

風雲児女の全編

若い詩人のシン・バイホーは友人のリャンとともに上海から逃れる。リャンは間もなく日本の侵略者への抵抗活動に加わるが、シンは青島で華やかで西洋風の未亡人との関係を追い求める道を選ぶ。

しかし、リャンが殺されたという知らせを受けると、シンの心境が変化し、急ぎ抗戦活動への参加を決意する。

共産主義的テーマ

本作は強い共産主義色を持つ映画であり、電影通公司の製作、1932年から中国共産党の党員だった田漢の原作に基づいている。田漢は映画公開直後に国民党によって逮捕された。主演の袁牧之も1940年に共産党へ参加し、音楽は共産党の作曲家の聶耳が手掛けた[4]

物語自体も、富裕層の主人公が西洋文化の退廃を捨て自己犠牲に目覚めるというストーリーで、当時の左翼系映画に多く見られたテーマである。

主題曲

劇中の一場面。「義勇軍行進曲」が流れる。

映画の主題歌義勇軍行進曲」は、顧夢鶴中国語版袁牧之によって歌われた。この楽曲はPathé Records(後のEMI系列、1935年)からアルバムとして発売された。1949年、中華人民共和国の暫定国歌として採用され[5]、2004年3月にはその決定が中華人民共和国憲法に正式に明記された。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI