餓鬼ノ田圃
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後立山連峰の餓鬼山中腹にある標高約1,630mの湿地帯で、黒部川流域の険しい山岳地帯に孤立して存在する湿原である。周囲には深い森が広がっている。
同地は富山県黒部市にある黒部峡谷トロッコ電車の終着駅欅平から距離約5km、標高差約1,030mの登山を経ないと到達できない秘境であり、訪問者はほとんどおらず、原生の自然が保存されている[3]。
黒部河川事務所によって雨量観察所が設けられている[4]。
餓鬼ノ田圃のすぐ近くには下餓鬼という二等三角点のある山があるが、湿原との標高差は20mと小さく目立たない山である[5][6][7]。
湿地の水質は弱酸性で、降雨したものがそのまま溜まったものと見られる[8]。また、ミズゴケ類の生育状況から湿地の乾燥化が進行しているとされる[9]。

