馬国人 From Wikipedia, the free encyclopedia 馬 国人(うま の くにひと/ときひと、生没年不詳)は、奈良時代の官人・歌人。氏姓は馬史のち武生連。 馬氏(馬毘登・馬史)は王仁の後裔で、西文氏の一族にあたる漢系渡来氏族[1]。馬養部・午人等の伴造で[2]、朝廷の馬匹に関する職掌を担っていた。 経歴 本貫は右京。聖武朝の天平10年(738年)少初位下・東史生の官位にあった。 天平宝字8年(764年)藤原仲麻呂の乱終結後の10月に従六位上より三階昇進して外従五位下に昇叙される。天平神護元年(765年)国人および同族の益人らを含む合わせて44人が馬毘登から武生連に改姓した。 人物 『万葉集』に和歌作品1首が入集。 天平勝宝8歳(756年)3月7日に聖武太上天皇・孝謙天皇・光明皇太后らの行幸の折に、河内国仗人郷の自邸に大伴家持や大伴池主を招いて宴を催した折に詠んだ歌[3]。 にほ鳥の 息長川は 絶えぬとも 君に語らむ 言尽きめやも 官歴 『続日本紀』などによる。 時期不詳:少初位下 天平10年(738年) 日付不詳:東史生[4] 天平勝宝8歳(756年) 3月7日:見散位[3] 時期不詳:従六位上 天平宝字8年(764年)10月26日:外従五位下 天平神護元年(765年)12月5日:馬毘登から武生連に改姓 脚注 [脚注の使い方] ↑ 佐伯[1994: 85] ↑ 太田[1963: 733] 1 2 『万葉集』20-4458 ↑ 『大日本古文書』(編年文書)24巻85頁 参考文献 中西進訳『万葉集 全訳注原文付』講談社、1978年。 坂本太郎・平野邦雄監修『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館、1990年。 太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年。 佐伯有清編『日本古代氏族事典』雄山閣出版、1994年。 『続日本紀』4 新日本古典文学大系14 岩波書店、1995年 宇治谷孟『続日本紀 (中)』講談社学術文庫、1992年 Related Articles