高畑裕太
日本の俳優 (1993-)
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経歴
暁星国際高等学校では野球部に所属[7][8]。ポジションはキャッチャーだった[9]。高校3年生で進路を決めないといけないタイミングで鑑賞した、母・淳子が出演していた舞台『欲望という名の電車』に感激し、役者を志す。2012年、土曜ドラマ『あっこと僕らが生きた夏』にて俳優デビュー[9]。同年4月より母親の出身校である桐朋学園芸術短期大学に進学し、演劇を学んだ[9][10]。
「金スマ」SPにて実際に便利屋をしている俳優、今村均の下で便利屋修業をする「裕太がいた夏」[11]にて初主演を果たす。2015年、連続テレビ小説『まれ』出演により、知名度を上げる[12]。「天然キャラ」と評されてバラエティ番組に出演する機会も増え、母の淳子との共演もあったが[12][13][14]、2016年に不祥事(後述)を起こし芸能活動を停止する。
2018年6月には週刊女性PRIMEの「舞台に出演して芸能界に復帰するそうですが?」という質問に対し「そんなことは全然ないですよ。復帰なんてできませんよ」と返答していたが[15]、2019年8月16日が初日の小劇場の舞台「さよなら西湖クン」(東京・下北沢「小劇場B1」)に出演し、3年ぶりに芸能活動を再開[16]。同舞台は元所属事務所の和田憲明が演出を務め、和田のワークショップに参加する形で同舞台のオーディションを受け、演技力を評価されたという。舞台初演には母親の淳子も観劇しに来ていた[17]。この舞台出演以降1年間はまた芸能活動が見られない状態であった。
2020年8月23日には公式サイトを開設し、TwitterとInstagramといったSNSアカウントも再開させた[18]。2021年8月、2018年頃より執筆に着手した戯曲『ジャム』の企画・作・演出を高畑自身が手掛けて小劇場B1にて上演した。また、演者としても出演している。公演にあたり、高畑が主宰となる劇団「ハイワイヤ」が結成され、本公演が第一回公演となる[19]。
不祥事
2016年8月23日、映画『青の帰り道』の撮影のために滞在していた群馬県前橋市内にあるビジネスホテルの女性従業員に性的暴行を加えたとして、強姦致傷容疑で群馬県警察に逮捕された[20][21][22]。8月26日には母親の淳子が謝罪会見を行った[23]。
同年9月9日までに、高畑と被害者側の間で示談が成立。同日に前橋地方検察庁は、高畑を不起訴処分とした(不起訴理由は非公開)[24]。しかし、これを受けて高畑の代理人が発表した「違法性の顕著な悪質な事件ではなかった」などとする声明が物議を醸し、被害者女性が不快感を表明する事態となった[25]。
同日、所属事務所であった石井光三オフィスが高畑とのマネジメント契約の解除を発表[26]。母親の淳子は謝罪会見を行い、「一生かけて謝らなければいけないよ」と息子へ声をかけたとし、芸能活動再開については「してはいけないことだと思っています」と回答した[27]。不祥事に際して淳子の普段からの過保護さを指摘する声もあり、淳子本人も過去のインタビューで「(裕太は)『明らかに発達障害だ』と言われたこともあった」と明かしていた[28]。
2017年9月には女性セブンで遺品整理のアルバイトをして社会復帰をしている様子が報道された。2018年1月にはアルバイトを続けている様子を見せ、同時点で事件については「ご迷惑をおかけしました。あれは自業自得じゃないですか」と口にしている[29]。その後は上司の勧めで、介護施設でヘルパーとして約3年間勤務した[30]。 その後は上司の勧めで、介護施設でヘルパーとして約3年間勤務した[31]。
2026年5月16日、自身のSNSを更新し、9年前(2016年)の不祥事(逮捕およびその後の不起訴処分)について、2740字に及ぶ長文の声明を発表した[32]。
声明の中で高畑は、自身の軽率な行動により多大な迷惑をかけたことを深く反省しているとした上で、当時の報道内容と事実には大きな齟齬があったと主張。ホテル従業員との間に肉体関係があったことは認めつつも、報道されたような「性的暴行」や怪我を伴う「暴力行為」、無理な連れ込みなどは行っていないとした[32]。また、当時の容疑(強姦致傷罪)が非親告罪であったことから「示談をしたから不起訴になったという単純な構図ではない」とし、仮に起訴されていた場合は無罪を主張する方針であったことや、当時所属事務所に対して元暴力団関係者を名乗る人物から高額な金銭要求があったことなどを明かした[32]。これまで公に弁明しなかった理由について「怖かった」という心境や周囲への影響を考慮していたとし、不祥事から10年近くが経過する中で、今後の表現活動や関係者への誠実な対応のために自らの言葉で説明することを決意したと述べている[32]。
出演
テレビドラマ
- 土曜ドラマスペシャル あっこと僕らが生きた夏(2012年、NHK総合) - 佐々木治 役[9]
- 月曜ゴールデン 税務調査官・窓際太郎の事件簿26(2014年、TBS) - 柿本一志 役
- 保育探偵25時 〜花咲慎一郎は眠れない!!〜 第3話(2015年、テレビ東京)
- 永遠の0(2015年2月、テレビ東京) - 大久保整備兵 役[33][34]
- 連続テレビ小説 まれ(2015年3月 - 9月、NHK総合) - 角洋一郎 役[35][36]
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2015年9月21日、フジテレビ) - 久川鉄道(ぽっぽ) 役[37]
- スペシャルドラマ「ダマシバナシ」(2015年12月20日、日本テレビ)
- 大奥「第一部〜最凶の女〜」(2016年1月22日、フジテレビ)
- 武道館(2016年2月 - 2016年3月、フジテレビ・BSスカパー!) - 前田春樹 役[38]
- となりの新選組(2016年4月 - 8月、フジテレビ) - 土方歳三 役
- 立花登青春手控え(2016年5月 - 7月、NHK BSP) - 新谷弥助 役
- 仰げば尊し(2016年7月 - 8月、TBS) - 陣内剛史 役
- 侠飯〜おとこめし〜 第1話 - 第5話(2016年7月 - 2016年8月、テレビ東京) - 米倉信也 役[39]
映画
- おかあさんの木(2015年)- 梶谷啓二 役
- ある役者達の風景(2022年)- 裕太役
- 不祥事により降板となった映画
舞台
- 女 40歳 肉屋のムスメ(2014年)
- さよなら西湖クン(2019年)- 根岸役
- ジャム(2021年)- 森田誠役・演出・脚本
- S.ストーリーズ(2022年)- 市橋/オオカミ女/オオズネ/山本役[54]
- 焔~おとなのおんなはどこへいく~(2022年)- 千葉役
- とりあって(2022年)- 兼持望役(音声のみ)
- どこよりも、あと少し。(2022年)- 兼持望役
- 千一夜(2022年)- 海役
- 奇事故(KIJIKO)(2023年)- 正信役
- ブロッケン(2023年)- 中野修司役
- トラ(2023年)- 演出・脚本
- ゾンビいまさら(2024年)[55]
- 静かにしないで(2024年)[56]
- ろりえの復讐(2024年4月18日 - 24日、新宿シアタートップス)[57]
- バック・トゥ・ザ・うんちゃん〜ドライバーの消える日〜(啓和運輸グループ[58]60周年記念公演、演劇集団ろりえ、2024年10月2日 - 6日、ザ・ポケット) - ターミネーター 役[59][60]
- 生ガキと笛(2024年)[61]
- 僕をみつけて(2025年) - 高杉 役[62]
- さえなければ(2025年)[63]
その他のテレビ番組
- ペケポンプラス(2015年4月 - 2016年1月、フジテレビ)[13]
- ぐるぐるナインティナイン(2016年1月2日 - 2016年8月、日本テレビ)-「金星相撲部」コーナーレギュラー
- ご対面バラエティー 7時にあいましょう(2016年4月25日 - 2016年8月15日、TBS) - レギュラー[66]
- 不祥事により未放送、降板となった番組
- 1周回って知らない話(2016年9月、日本テレビ)
- レギュラー出演者として囲み取材会などに出席していたが[68]、事実上降板となった。
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」39(2016年8月、日本テレビ)
- 1周回って知らない話(2016年9月、日本テレビ)
ナレーション
ミュージック・ビデオ
- タイプライター&YMG「Let me Know feat.AK-69 & KOHH」(2015年)
- すばらしか「最後のロックンロール」(2020年) ※ジャケットも担当
CM
その他コンテンツ
- SHOICHIRO KATO映像作品「獏」(2020年)