高知短期大学
廃止された大学
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概観
大学全体
学風および特色
- 高知女子大学(2011年以降は高知県立大学)主催の「勤労青年のための夜間公開講座」を契機として1953年に設置されたという経緯から[注釈 4]、高知女子大学との関係が深く、高知女子大学永国寺キャンパスを共用し、教室や事務室等も共通であった。また、設立の経緯から社会人学生が多く、地域に開かれた短大と謳われていた。修業年限は2年制となっているが、「長期履修制度」(2003年新設[注釈 4])を利用すれば、2年分の授業料で最大4年かけて卒業することができた。「長期履修制度」は、仕事の都合などで学業へ費やす時間の限られる勤労者にとって、利便性の高い制度であった。夜間短大では珍しく、国際交流も盛んであった[6]。
教育および研究
- 高知短期大学は1953年の開学当初からの社会科学系単科短大であるが、「憲法」・「民法」・「商法」・「刑法」・「労働法」・「国際法」・「行政法」・「税法」などの法学系科目、「経済原論」・「マクロ経済学」・「ミクロ経済学」・「経済学史」・「金融論」・「財政学」・「経営学」・「会計学」・「地域経済論」などの経済・経営系科目、「政治学」・「地方自治論」・「社会学」・「地域史」・「国際関係論」・「ジェンダー論」・「マスコミ論」などの総合社会系科目の3つの体系からなるカリキュラムが組まれており、社会科学全般に関する専門科目をまんべんなく学ぶことができる。なお、社会科学という名称を用いた学科をもつ短期大学はここだけである。一般教育科目では、「英語」・「フランス語」・「ドイツ語」・「中国語」・「韓国語」といった外国語科目のほか、「哲学」・「心理学」・「文学」などの教養科目があった[6]。
- 3つの体系に共通する専門科目として「高知学」や「消費生活論」といった地域生活に密着したユニークな科目があった。
- 2年制の社会科学科の上に、1年制の専攻科応用社会科学専攻が設置されている。専攻科では、地域政策モデル、生活法政モデル、経営会計モデルの3つの体系によるカリキュラムが組まれており、「地域政策」や「地方政治論」・「地域財政論」、「不動産法」・「税務会計論」などの、より高度な社会科学系の専門科目や応用科目を少人数ゼミ形式で学ぶことができた[6]。
沿革
基礎データ
大学周辺
教育および研究
学生生活
大学関係者
施設
キャンパス
- 本館
- 講義棟
- 短大棟
- 図書館(高知県立大学・高知短期大学総合情報センター)
- 体育館
- テニスコート
- 学生会館
- 生協食堂および生協ショップ(高知県立大学生活協同組合による運営)
- 駐車場(自動車通学が可能となっている)
- 運動場
対外関係
社会との関わり
- ほとんど全ての開講科目が開放されており、科目等履修生制度や聴講学生制度などによって受講することができる。また、主に官公署などの社会人学生を対象として職場からの派遣学生を受け入れる委託生制度や、特定の専門事項の研究に従事することを希望する者を受け入れる研究生制度があった。
- 高知短期大学は、先述したように高知女子大学で開催された公開講座を契機に設置されたことから、地域社会との交流を目指すために公開講座が随時実施されていた。
卒業後の進路について
就職について
- 社会科学科II部:在学生の大半は社会人として在職者であるが、就職実績として高知県庁ほか県内外自治体職員、民間企業などがある。開講科目として「キャリアデザイン」・「社会人基礎力養成講座」などが設置されているほか、少人数ゼミでの就職支援などが行われていた。