魔獣王

From Wikipedia, the free encyclopedia

開発元 イレブン
魔獣王
ジャンル アクションゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 イレブン
発売元 ケイエスエス
[再発]Softgarage
プロデューサー 加藤功
ディレクター 古橋秀幸
デザイナー 福島了
プログラマー 荘埜毅明
杉本尚志
音楽 遠藤智博
飯塚博
美術 古橋秀幸
河野満
青木千恵
人数 1人
発売日 1995年8月25日
[再発]2018年5月24日
[再々発]2025年11月27日
テンプレートを表示

魔獣王』(まじゅうおう)は、KSSより1995年8月25日に発売されたスーパーファミコンアクションゲームカネコに所属していた古橋秀幸や杉本尚志らによって制作された。

2Dの横スクロールアクションゲームである。グロテスクかつ過激な表現が多いのが特徴であり[1]、難易度は非常に高い。エンディングは2つある。半透明処理をつかった演出、画像の回転、拡大圧縮を応用した敵の演出もある。一部にボイスも使われている。タイトル画面でセレクトボタンを15回押すと、オプションでステージ選択できる。

中古市場ではプレミアム価格で取引されており、箱付きで10万円、カセットのみでも2 - 3万円で取引された実績もある[1]。2018年にTV番組『ゲームセンターCX』の「有野の挑戦」で使用された際は、64,800円という高値で販売されていたため、中古ゲームショップ「スーパーポテト」の好意で借用の上プレイした。

権利はSoftgarage(またはその関連会社)に移り、2018年5月24日に同社のライセンスを受けて、コロンバスサークルよりカセット形式で再発売された[2]。これに伴い、タイトル画面のコピーライト表記もKSSからSoftgarageになっている。定価は6,998円。2025年11月27日に[3]発売30周年記念として、コロンバスサークルより末弥純による新規描き下ろしのパッケージイラストで再々販された[4]

登場人物

主人公とその仲間たち

アベル
本作の主人公。「キングオブストリートファイター」の称号を持つ。拳銃を手に、攫われた娘イリアを救うべく敵地へ赴く。その先々でこの世の物とは思えない怪異に遭遇していく。
マリア
アベルの妻。魔王の生贄として攫われ、殺されてしまう。亡き後も、娘のイリアを救うべく、妖精の姿となってアベルのサポートにあたる。
イリア
アベルの娘。ベイヤーにマリアと共に誘拐される。彼女を助け出す事が、この物語の目的である。
エリア
イリアが飼っている猫。イリアらと共に攫われており、これが終盤の伏線となっている。

魔王とその手先

魔王
ベイヤーの手で復活を遂げた魔獣たちの王。その魔力をもって本拠である魔界を地上に現出させており、現在の世界は現実と幻想が入り混じった奇怪な光景となっている。笑い声にボイスが用意されているが、笑い方は「ヒエッヘッヘッヘ」。
ベイヤー
アベルの大親友だったらしいが、その実は悪魔を崇める狂信者である。魔王復活の生贄として、マリアとイリアを誘拐した。今は悪魔に魂を売り渡し、鳥のような異形の魔獣となり、もはや内面、外見とも人間としての原型を全く留めていない。ゲーム開始時に登場し、アベルを嘲笑うと共に、その牙を剥く。
アークデーモン
魔王の腹心にして、魔界の中枢へと通じる炎の回廊の守護者。呼称の設定がある数少ない敵の一人ではあるが、特に個体名は持たないようである。マニュアルには「その力は魔王をも凌ぐと言われる」と記述があり、攻撃力・機動力・回避のタイミングのシビアさ、どれを取っても本当に魔王より強い。

システム

スクロール方式
横スクロールのアクションゲームである。ごく一部に上下に行く場所もあるが、画面は切り替えになる。
ライフ
ライフはゲージで表示されている。ライフ制と残機制が採用されておりライフが尽きると残機が1つ減り、中継地点からの再開になる、さらに残機が尽きるとゲームオーバーになるが、コンティニューでステージの最初から再開できる。コンティニュー回数は無制限であるがマリアは復帰しない。
アベルのライフとボスのライフの違い
アベルはダメージごとに無敵時間が発生し連続では食らわない、それに対しボスは銃の連射やチャージのコンボで削られて行く仕様である。
スコア
倒した敵に応じて加算される。スコアが一定の値を超える毎にHPの上限が上がる仕様。
制限時間
本作では制限時間が採用されている。0になるとアウトになる。ステージを戻る事も出来るが倒した敵は復活しない。中ボスなどを倒すと、加算される。
アクション
通常攻撃
アベルの初期装備は銃である。弾数は無制限。ただし真横にしか撃てない、歩きながら武器を撃つと立ち止まるといった弱点がある(ジャンプ中などの状態なら立ち止まりはない)。アベルの攻撃の中で射程、連射力ともに最高であるが威力は低め。
しゃがむ
下キーでしゃがむ。アイテムを取ったり、敵の攻撃を回避したり出来る、しゃがみ撃ちも可能。変身した後は、一部の敵を食べる事もできる。
チャージ
攻撃ボタンを押し続けるとチャージが溜まっていく。ゲージで表示されていて、MAX状態になるとゲージがバチバチ光る。この状態でボタンを放すとチャージ攻撃が可能。アベルがダメージをくらう、ボタンを離すとキャンセルされる。(ただし、前転中に離した場合はこの限りではない、つまり、チャージをしながら妖精を突撃させる事も可能)チャージする音は無い仕様になっている。
前転
下+ジャンプで行う。素早い移動ができる。軌道修正は不可。また、敵の攻撃にはこれで無効になるものも。
2段ジャンプ
ジャンプ中にもう一度ジャンプが可能。
ふみつけ
ジャンプ中に下で行う。地面の敵を攻撃できる。
妖精
アベルの亡き妻マリアの化身であり、アベルの手助けをする。敵を体当たりで攻撃したり、攻撃ボタンで突撃の指示も可能。妖精自体は完全に無敵であり、アベルが力尽きた時に命を託す(HPを全回復してくれて、消滅する)。落下、時間切れなどの一撃死はこの限りではない。そして、消滅した妖精を復活させるアイテムはわずかに登場するのみで一度失うと立て直しは困難である。コンティニューしても妖精は復帰しない。
魔獣変化
ボスを倒すと、『呪いのクリスタル』が出現。赤→青→緑の順にゆっくり変化していく。入手すると色に応じて違う魔物に変身する。同じ色だけで行くと強化形態にもなれるが、変化を拒否する選択も可能。変身すると一部の敵を食べてHPの回復も出来るようになる。なお、食べている間は無敵である。ゲームオーバーになっても変身は解けたりしない。3つのフォームに変身すると、第4のフォームが出現し、この状態で最終ボスを倒すと真のエンディングが出現する。
LEVEL項目
デフォルトはNORMALだが、HARDも用意されていて、選択すると、敵の攻撃がより苛烈になったり回復アイテムも下位に置き換わっているなど、ただでさえ高い難易度が跳ね上がる仕様である。

アイテム

アベルの進むステージに配置されている。隠しアイテムも用意されている。

青い玉
頻繁に登場、HPを若干回復する。スコアは加算されない。
赤い玉
画面の敵を一掃する、それに応じたスコアも入る。
緑の妖精
失ったマリアを復帰させる貴重な存在。マリアがいる場合は、敵全滅+HP全快の効果になる。HARDモードでは最初のイベント以外、全く登場しないので、一度失った妖精は二度と復帰しない事になる。

ステージ

反響

脚注

Related Articles

Wikiwand AI