魔鬼女
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名前が示すように女の鬼で、伝説では石巻市の牧山に住んでいる鬼だと語られており、箟岳山(ののだけやま。涌谷町に位置する)に住む大嶽丸とは夫婦の間柄であった。妾とも示されていることから、大嶽丸の側室のひとりだとも言える。大嶽丸をはじめとした鬼たちは、大和朝廷から派遣された田村将軍によって退治された。その帰途に田村将軍は魔鬼女の暮らしていた山に観音菩薩を祀り、その像に魔鬼女の遺髪を納め、魔鬼山寺(まきやまじ)を建立したとされる[1]。
田村将軍は、鬼退治を前にして観音菩薩に大悲威神のちからを祈願しており、その霊験に報いるため、鬼たちの暮らしていた山に、それぞれ観音菩薩を祀って供養をしたとされる[2]。その際に用いられた観音像は、延鎮(清水寺の開基とされる僧))から授かった観音像だとされる[3]。