鴇波洗堰
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→「脇谷洗堰」を参照
構造
鴇波洗堰
固定堰であり、一定量の水流を分水する為に、堰の下部に暗渠が通っている。これはオリフィス構造と呼ばれる。水が通る部分は、幅0.94メートル、高さ1.35メートル、長さ37メートルのコンクリート暗渠18門で構成される。この上部には石張が施工され、右岸側に魚道が通っている[3][4]。建造当初は堰の上に堤防が盛り付けられる予定だったが、地盤が良くなかったことから堤防の構築は中止され、堰の規模も縮小された[1]。通常時は、暗渠から一定の水量が旧北上川へ流れ出るが、洪水時は、堰の上を水が越流する[5]。1916年(大正5年)着工、1932年(昭和7年)竣工。工費約36万円[3][4]。
北上川漁協[6]が受精卵を提供して、秋にはここでサケ漁が行われる[7]。
鴇波水門
洪水対策用の水門で、鴇波洗堰のすぐ上流に建設された。鴇波洗堰に対する景観上の配慮から、ライジングセクターゲート方式の水門として設計された。ライジングセクターゲートは水門が回転して流路の開閉を行うもので、昇降式水門に比べて周囲の景観に対する圧迫感が少ない。鴇波水門のライジングセクターゲートの規模は幅12.5メートル、有効高3.5メートルで、これの2連構造である。油圧モータラック式で回転する。また、水門の上の管理橋が架かる。平常時は全門開門で、洪水時は全門閉門。2003年(平成15年)着工、2006年(平成18年)竣工[2]。
