鶴 (雑誌)
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1937年9月創刊。創刊同人は石塚友二、志摩芳次郎など16名[1]。主宰の波郷は1943年4月号にて「風切宣言」として「俳句の韻文精神の徹底」「豊穣なる自然と剛直なる生活表現」「時局社会が俳句に要求するものを高々と表出すること」の三点を掲げた[2]。波郷自らが実作で範を垂れた時代は「風切時代」とも呼ばれる[1]。
戦中1944年9月より休刊。1946年3月に復刊するが、波郷の病のため1949年にふたたび休刊、1953年4月に再復刊。編集は石塚友二、のち石川桂郎が行っていたが、再復刊時より桂郎に代わり星野麦丘人が編集を担当する[1]。戦後の復刊号には、俳句は生活のうちに詠むものであり季節に臨んで詠むものであるとする波郷の宣言文を掲載、伝統俳句と境涯性の方向を明確にした[1]。波郷が1969年11月に逝去してのちは石塚友二が主宰を継承。その後麥丘人の主宰を経て、2013年より鈴木しげをが主宰を務めている。