黒川の女たち
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| 黒川の女たち | |
|---|---|
| 監督 | 松原文枝 |
| 製作 | 江口英明 |
| ナレーター | 大竹しのぶ |
| 出演者 |
佐藤ハルエ 安江玲子 安江菊美 藤井宏之 藤井湯美子 |
| 撮影 | 神谷潤、金森之雅 |
| 編集 | 東樹大介 |
| 製作会社 | テレビ朝日 |
| 配給 | 太秦 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 99分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
『黒川の女たち』(くろかわのおんなたち)は、2025年7月12日に公開された日本のドキュメンタリー映画[1][2]。監督は松原文枝、ナレーションは大竹しのぶ[3][4]。満蒙開拓移民として岐阜県黒川村(現・白川町)から渡った黒川開拓団の女性たちが、敗戦後の引き揚げの過程でソビエト連邦軍兵士への「性接待」を強いられた事実と、その後長く沈黙を強いられてきた被害が、当事者・家族・遺族会の証言を通じて史実として記録されていく過程を描く[1][2][5]。2019年にテレビ朝日で放送されたドキュメンタリー「史実を刻む〜語り継ぐ“戦争と性暴力”〜」を基に、追加取材を経て映画化された[6][7]。
松原が黒川開拓団の問題を知ったきっかけは、2018年8月に岐阜市民会館で開かれた証言集会を伝える新聞記事であった。記事に添えられた佐藤ハルエの写真に強い衝撃を受けたことから取材を始め、同年11月18日に白川町の佐久良太神社にある「乙女の碑」の脇で行われた新碑文の除幕式を取材した[8][5][6]。
新碑文には、黒川開拓団の女性たちが「性接待」を強いられたことや、帰国後に誹謗中傷を受けたことが明記された[9][10]。松原は、当初この取材をテレビ朝日のニュース・ドキュメンタリーとしてまとめ、のちに報道ステーション特集や『テレメンタリー』「史実を刻む〜語り継ぐ“戦争と性暴力”〜」として放送した[6][5]。
放送後も松原は取材を継続し、被害女性の一人である安江玲子が家族の理解や遺族会の謝罪を受けて表情を変化させていく過程や、2024年1月に死去した佐藤ハルエの最期まで記録した[11][8][5]。松原は佐藤の死に立ち会ったことが映画化の決定打になったと述べている[10][5]。
内容
受賞
- FILMARKS AWARDS 2025 国内映画ミニシアター部門 優秀賞[12]
- 2025年度 平和・協同ジャーナリスト基金賞 奨励賞[13]
- 2025年度 日本映画ペンクラブ賞文化映画部門第1位[14]
- 第99回 キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門第2位[13]