松原文枝
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まつばら ふみえ 松原 文枝 | |
|---|---|
| 生誕 |
1966年 |
| 国籍 |
|
| 出身校 | 東京大学経済学部 |
| 職業 | テレビディレクター、テレビプロデューサー、映画監督 |
| 著名な実績 | 『ハマのドン』『黒川の女たち』の監督 |
| 受賞 |
放送ウーマン賞(2019年) 第29回女性文化賞(2025年) |
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松原 文枝(まつばら ふみえ、1966年[1] - )は、日本のテレビプロデューサー、テレビディレクター、映画監督。テレビ朝日ビジネスプロデュース局ビジネス開発担当部長[2]。ドキュメンタリー作品『ハマのドン』『黒川の女たち』の監督として知られる[3][4]。放送ウーマン賞(2019年)受賞[5]。2025年には『黒川の女たち』により第29回女性文化賞を受賞した[6]。
青森県生まれ。東京大学経済学部を卒業後、金融機関を経て1991年にテレビ朝日へ入社した[5][1]。1992年から政治部・経済部記者を務め、2000年に『ニュースステーション』、2004年に『報道ステーション』のディレクター、2012年からは同番組のチーフプロデューサーとなった[5]。
2014年、チーフプロデューサーを務めていた『報道ステーション』のアベノミクス報道をめぐり、自由民主党がテレビ朝日に「公平中立な番組作成」を求める文書を送付した[7][8]。2014年12月、松原は『報道ステーション』のチーフ・プロデューサーから経済部長への異動を告げられた[9]。2015年3月27日、ゲスト・コメンテーターの古賀茂明は番組放送中に、松原について「更迭された」と述べた[9]。同年4月、経済部長に就任し[9]、その後はイベント戦略担当部長などを歴任した[10][5]。
2016年、企画・立案・制作に携わった『報道ステーション』の特集「ノーベル賞経済学者が見た日本」「独ワイマール憲法の“教訓”」が2015年度ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞した[11]。また、同特集は第59回JCJ賞の受賞作となった[12]。
2018年8月、満蒙開拓団の女性たちによる証言集会を報じた新聞記事をきっかけに、旧満州の黒川開拓団で起きた戦時性暴力の取材を開始した[6][13]。この取材をもとに、2019年にテレメンタリー『史実を刻む~語り継ぐ“戦争と性暴力”~』を制作し、同作は第53回アメリカ国際フィルム・ビデオ祭ドキュメンタリー・歴史部門で銀賞に相当する「Silver Screen」を受賞した[13][14]。
2019年1月4日、横浜港へのカジノ誘致に反対する藤木幸夫と横浜港運協会の賀詞交歓会で初めて会い、その後、企画書を提出して『サンデーステーション』などで特集を組んだ[15][16]。この取材はのちにドキュメンタリー映画『ハマのドン』へと発展した[17]。
2020年、放送ウーマン賞2019を受賞した[5][18]。
2021年11月27日、ディレクターを務めた『ハマのドン “仁義なき闘い”』が『テレメンタリー』枠で放送され、2021年度最優秀作品に選ばれた[19]。2023年には初の長編監督作品となるドキュメンタリー映画『ハマのドン』が公開された[3]。
2025年7月12日、2作目の長編監督作品『黒川の女たち』が公開された[4]。同作は第31回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞し[2]、松原自身も同作により第29回女性文化賞を受賞した[6]。さらに同作は、2025年度日本映画ペンクラブ文化映画部門第1位[20]、第99回キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門第2位となった[21]。
作品
テレビドキュメンタリー
- 『史実を刻む~語り継ぐ“戦争と性暴力”~』(2019年)
- 『ハマのドン “仁義なき闘い”』(2021年)
映画
著書
- 『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』集英社〈集英社新書〉、2023年5月17日。ISBN 978-4-08-721265-5。
- 『刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち』KADOKAWA、2025年8月26日。ISBN 978-4-04-116313-9。
脚注
- 1 2 “映画「ハマのドン」松原文枝監督 直撃インタビュー”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 “ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』が「平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞を受賞しました”. テレビ朝日ホールディングス サステナビリティサイト (2026年1月15日). 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 “ハマのドン”. 映画.com. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 “黒川の女たち”. 映画.com. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 3 4 5 “放送ウーマン賞2019”. 日本女性放送者懇談会. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 3 大貫聡子 (2025年12月18日). “引き揚げ時の性暴力を告発 映画「黒川の女たち」監督に女性文化賞”. 朝日新聞デジタル. 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “自民、テレ朝に中立要請 衆院選前、アベノミクス報道で”. 朝日新聞デジタル (2015年4月10日). 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年3月8日閲覧。
- ↑ “第189回国会 衆議院 総務委員会 第12号 平成27年4月21日”. 国会会議録検索システム. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 3 臺宏士 (2019年7月5日). “テレ朝人事の波紋(上)経済部長の「報道外し」”. 論座アーカイブ. 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “映画『黒川の女たち』:旧満州で未婚女性に〈性接待〉を強制した歴史の闇に迫る”. nippon.com (2025年7月26日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “第53回(2015年度)”. NPO法人 放送批評懇談会. 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “JCJ賞と贈賞歴”. 日本ジャーナリスト会議. 2026年3月8日閲覧。
- 1 2 “テレメンタリー アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 受賞作品「史実を刻む~語り継ぐ“戦争と性暴力”~」”. はい!テレビ朝日です. テレビ朝日 (2020年8月16日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭2021」”. はい!テレビ朝日です. テレビ朝日 (2021年9月26日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ 『しんぶん赤旗』2022年1月31日、「横浜カジノ誘致 反旗翻した保守重鎮の行動を記録 “モノ言う大切さ”伝えたい」。
- ↑ “【賀詞交歓会】横浜港運協会・藤木幸夫会長 「横浜ナショナリズムで成長」”. Daily Cargo電子版 (2019年1月8日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ 小塚かおる (2023年5月1日). “松原文枝監督が見た“ハマのドン”藤木幸夫氏 カジノ阻止「決めるのは市民」と最後までブレず”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “(黒板)放送ウーマン賞2019”. 朝日新聞 (2020年2月28日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “過去の放送 「2021年度最優秀作品アンコール ハマのドン”仁義なき闘い”」”. テレメンタリー. テレビ朝日. 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “2025年度 日本映画ペンクラブ賞 発表”. 日本映画ペンクラブ公式サイト (2026年2月9日). 2026年3月8日閲覧。
- ↑ “映画『黒川の女たち』がキネマ旬報ベスト・テン文化映画部門第2位!各地で記念上映の開催も決定”. シネマトゥデイ (2026年2月5日). 2026年3月8日閲覧。
| 1970年代 | |
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| 2010年代 | |
| 1995年度までは日本女性放送者懇談会賞(SJ賞) | |
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