黒松 (企業)
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黒松は、1925年張氏家族により設立された。1924年、創業者の張文杞(チャン・ブンキ)氏は、7名の従兄弟からの出資で、当時ラムネを生産していた“ニコニコ”商社から設備を購入した。翌1925年には進馨(ジンシン)商会を設立、富貴ラムネと富士中瓶炭酸水を生産し、黒松の基礎を作り上げた。
当時、張文杞氏は生産開発を担当し,弟の張有盛氏は営業とマーケティングを担当した。兄弟は協力し合って黒松企業発展の基礎を作り、1931年には黒松ブランドを立ち上げ、黒松炭酸水を誕生させた。
現在では、黒松は台湾でもっとも歴史がある飲料食品メーカーであり、台湾の飲料の発展を記録していると言われる[誰によって?]メーカーでもある。
創業から90年程を経た現在、営業体制は代理店制をとっており、台湾全国319の行政区に108の代理店を設置、毛細血管のように緻密に張り巡らされた配送システムとして業界では有名である。
資本金は54億元。2008年度の売上高は35億元。
生産工場
- 中壢(ゾンリ)工場 - 1978年より運用開始。東南アジア面積最大で設備最先端の飲料工場。工場内は全面的に自動化されており、台湾自動化優良賞を獲得している。建築物は、飲料博物館、研究開発センター 、オフィスビル 、製造工場 、付属製造工場、果汁工場、ペットボトル製造工場、材料倉庫など。製造ラインは25本。中壢廠は乳製品工廠にも登録しており、生乳製造と乳製品も生産することが出来る。
- 斗六(トウリョウ)工場 - 雲林県斗六市文化路にあり、現在は缶コーヒーと原料(原液)をメインに稼動している。敷地面積は79,950平方メートル。建築物は、炭酸工場、果汁工場、材料倉庫、成品倉庫。製造設備は、缶生産ラインが2セットである。
- 中国蘇州(ソシュウ)工場 - 2003年、黒松食品(蘇州)有限公司が蘇州で施工。2004年に生産を開始し、黒松のマークを背負って中国市場へ本格的な展開を始めた。
以上、3か所にある全工場がISO9000:2000とISO22000(HACCP)認証を取得しており、また全てのラインは食品GMP認証を取得している。
このほかに台北、桃園、雲林、高雄には物流センターを設け、常温、チルドの配送車隊を常備している。そのため最速のスピードで物流サービスを台湾全土に届けることが出来る。