龍雲寺 (札幌市)
北海道札幌市北区にある寺院
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歴史
篠路の開拓に活躍した荒井金助の長男・好太郎の妻ナツは、1872年(明治5年)に開拓使から200円を借りて家を建て、荒井家の菩提を弔うための寺とした[2]。当時人々の行き来や日常生活の場所として重要な場だったシノロプト[3][4]に1番近い場所に建てた。その後、1886年(明治19年)にナツが自宅を寄付することで、寺号を公称されることになった[5]。
1889年(明治22年)、1990年(明治23年)の二度の落成延期出願を経て、1892年(明治25年)落成。1894年(明治27年)に明細書を含めた落成届の提出が完了し、1896年(明治29年)に寺としての完全な資格が認められた[6]。
1984年(昭和59年)、北海道庁からの依頼により本堂が寄贈され、1986年(昭和61年)4月に北海道開拓の村へと移築復元された。なお、寺の新本堂は1984年10月に完成している[5]。
歴代住職
歴代住職は以下のとおりとなっている[7]。
- 初代 荻原雲臺(1885年~1888年)
- 第2代 上穂忠山(1888年~1907年)
- 第3代 越野大興(1908年~1916年)
- 第4代 丸山霊愿(1916年~1939年)
- 第5代 丸山彦立(1940年~1980年)
文化財
境内には北区歴史と文化の八十八選のうち、「4.農村文化発祥の道〈太平・篠路コース〉」に属する3つの文化財がある[8]。
- 76.龍雲寺の馬頭観世音
- 開拓に従事した農耕馬を称えて建てられた。
- 77.荒井金助と早山清太郎ゆかりの地
- 篠路開拓で中心的な役割を果たした荒井金助・早山清太郎両名の墓。さっぽろ・ふるさと文化百選No.056としても選定されている。
- 当初の荒井金助の墓は木製の祠で、ナツの実家・佐藤家の横にあった[2]。1902年(明治35年)に石製の墓碑へと更新され、1960年(昭和40年)の佐藤家の転出に際して龍雲寺へと移された[9]。
- 78.龍雲寺のイチョウ
- 明治初期の入植者である鋤柄松太郎が、新天地開拓の記念に植えた[10]。樹齢100年を越える[10]。
- 札幌市北区で唯一、北海道自然環境等保全条例の記念保護樹木に指定されている[10]。
年間行事
2025年現在予定されている行事は以下のようになっている[11]。
- 3月20日 春季彼岸法要
- 6月22日 御忌法要、水子供養、英霊供養、永代供養
- 8月16日 お盆の法要
- 9月23日 秋季彼岸法要
- 10月26日 十夜法要
- 12月6日 仏名会
