.su
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| .su | |
|---|---|
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| 施行 | 1990年9月19日 |
| TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
| 現在の状態 | 利用可能 |
| 管理団体 | ロシア社会ネットワーク研究所(РосНИИРОС) |
| 後援組織 | ロシア社会ネットワーク研究所(РосНИИРОС) |
| 利用地域 |
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| 使用状況 | 旧ソ連諸国に関連のある団体によって使用されている。 |
| 登録の制限 | パスポートの提示が必要 |
| 階層構造 | セカンドレベルに直接登録が可能。 |
| 関連文書 | fid.su/su/docs/ |
| 紛争解決方針 | なし |
| ウェブサイト |
fid |
| DNSSEC | 利用可能 |
.suは、ソビエト連邦に1990年に割り当てられた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)である[1]。割り当ての1年後にソ連は崩壊したが、.suドメインは2026年現在でも使用されており、ロシア社会ネットワーク研究所(ロシア語: РосНИИРОС (RosNIIROS), RIPN)によって管理されている。
1989年以降、.pl(ポーランド)、.cs(チェコスロバキア)、.yu(ユーゴスラビア)、.dd(東ドイツ)などの東欧諸国のドメインが作成されたが、その中にソ連のドメイン.suもあった[2]。当初、2文字のccTLDが標準になる前に、ソビエト連邦には.ussrドメインが割り当てられることになっていた。 .suというドメイン名は、当時19歳のフィンランド人学生Petri Ojalaによって提案された[3]。1991年12月26日にソ連は正式に消滅し、その構成共和国は独立を獲得した。その際に、東ドイツ、チェコスロバキア、ユーゴスラビアと同様に、.suドメインについても段階的廃止プロセスを開始させるべきだった。1993年まで[2]、ロシアに割り当てられたccTLDがなかったため、ロシアではソ連のドメインを使用し続けた。1993年には.suドメインを置き換える.ruドメインが作成された[2](ロシア以外の旧ソ連諸国のドメインは、1990年代半ばに相次いで作成された。しかし、ロシア地域外のドメインの使用はわずかである)。.suドメインはICANNによって撤廃されることになっていたが、ロシアの政府とインターネットユーザの要求により保留された[2]。
IANAは.suドメインを漸次廃止する意向を表明している[4]が、ロビイストは2007年9月に.suドメインを維持することについてICANNと交渉を開始したと述べた[5]。2008年の第1四半期に、.suドメインの登録は45%増加した[6]。
利用
このドメインは、ソ連の機関や企業によって使用されることを意図していた。ソ連崩壊に伴い独立を獲得した諸国にccTLDが割り当てられたにもかかわらず、.suドメインは依然として使用されている。2001年、ドメイン管理者は、新たな.su下の登録を受け入れることを宣言したが、この行動が、ICANNの方針に適合するものか明確ではない。ほとんどの.suドメインは、ロシアとアメリカ合衆国で登録されている[7]。RU-CENTERの2010年5月のデータによれば、.suドメインには93,500件以上のドメインが登録されている(.ruドメインの登録数は280万件以上である)[8]。.suドメインを使用している団体には、ロシアの親プーチン青少年組織のナーシ[9]や、ウクライナ東部の親ロシア武装反乱組織[10]などがある。ソ連にルーツを持つ組織も、.suドメインを依然として使用している[11]。
このドメインは、ゆるやかで時代遅れの利用規約などから、多くのサイバー犯罪活動の発信源になっていると報告されている[12][13]。2013年以降、悪意のあるドメインを即時に停止する規則[14]が実施されている[13]。