2の立方根

From Wikipedia, the free encyclopedia

2の立方根(にのりっぽうこん)は、立方(3乗)して 2 になる数である。すなわち、

を満たす数 のことである。2 の立方根に関する作図問題としては、立方体倍積問題が古代から知られている。これは、一辺 1 の立方体の体積を 2 倍にする立方体の一辺の長さが になることによる。[1]

2 の立方根は複素数の範囲に 3 つあり、そのうち 1 つは実数である。実数の立方根を

と書き、虚数の立方根は

,

と書き表すことができる。後二者は互いに複素共役であり、いずれも実数ではない。[2]

無理数であることは、2の平方根の場合と同様、有理根定理背理法無限降下法)、または素因数分解の一意性を利用して証明することができる。実際、多項式 は整数係数を持ち、その有理根が存在するとすれば有理根定理により候補は に限られるが、いずれも根ではない。したがって は有理数ではない。[3]

オンライン整数列大辞典では 十進記数法における小数点以下 107 桁まで表示されている[4]

1.2599210498 9487316476 7210607278 2283505702 5146470150 …[4]

この数の並びには無限回の循環はない。このことは、無理数であることによる[注釈 1]

性質

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI