3M22 ツィルコン

From Wikipedia, the free encyclopedia

3M22 ツィルコン (英語: The 3M22 Zircon[13]あるいは英語: 3M22 Tsirkonロシア語: Циркон, NATOコードネーム:SS-N-33[14])[14] は、ロシア連邦軍2023年1月に実戦配備した超音速巡航ミサイルである[11]。動力源はラムジェットエンジンで、核弾頭が搭載可能であり、対艦ミサイルや魚雷などとして運用できる[15][16][17]セルゲイ・ショイグ国防大臣によると、射程は1000キロメートル以上[2]

概要 種類, 原開発国 ...
3M22 Zircon
3M22 Циркон
種類 艦対艦ミサイル
巡航ミサイル
潜水艦発射巡航ミサイル
艦対地ミサイル
原開発国 ロシアの旗 ロシア
運用史
配備期間 2022年-
配備先  ロシア海軍
開発史
開発者 チェロメイ設計局
製造業者 チェロメイ設計局
製造期間 2021年-現在[1]
諸元
全長 ~9 m
直径 0.61m(61 cm

最大射程 1000[2]~1,500 km
最大高度 28 km (92,000 ft)[3]
弾頭 300 HE(榴弾
200 kt 戦術核弾頭
炸薬量 300-400 kg[4][5]

エンジン ラムジェット
推進剤 液体燃料 - "Decilin-M" (ロシア語: Децилин-М)[6]
行動距離 >1,000 km (540 nmi; 620 mi)[7][8][9][10]
速度 不明
発射
プラットフォーム
水上戦闘艦[11]潜水艦
陸上(開発中)[12]
テンプレートを表示
閉じる

スクラムジェットエンジンを使用した極超音速巡航ミサイルであると喧伝されてきたが、ウクライナに対しての実戦投入及び被撃墜後の残骸の解析により、スクラムジェットエンジンは使用しておらず、ラムジェットエンジンによる超音速巡航ミサイルであることが確認された。[18]

設計

ツィルコンは、揚力を発生させる中心体を備えた、機動性のある翼のある超音速巡航ミサイルであると考えられている。 固体燃料エンジンのブースターの段階で超音速まで加速し、その後 第二段階で液体燃料(デシリンロシア語版、JP-10 ジェット燃料)のラムジェットで巡航する[16][19]

ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは2023年1月4日、ツィルコンを搭載したフリゲートアドミラル・ゴルシコフ」に地中海などで任務に就くよう命じた[11]。「アドミラル・ゴルシコフ」は2022年5月の試験発射を担当した艦である[2]

実戦投入

2024年、ロシアはウクライナに向けて5発を発射。ウクライナ空軍は、このうち2発の迎撃に成功して残骸の映像を公開した[20]

その後も継続して使用され、ロシア軍による固定翼型ドローンを主に用いる空爆の複合化・高度化につれてパトリオット・システムによる撃墜が困難となった。空爆規模の拡大にも関わらず投入数が依然として少数であることから、極めて重要な目標への攻撃にのみ使用されていると考えられる。

関連項目

出典

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI