AROUND THE WORLD (鈴木亜美のアルバム)

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リリース
録音 2005年
時間
『AROUND THE WORLD』
鈴木亜美スタジオ・アルバム
リリース
録音 2005年
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
プロデュース Max Matsuura
チャート最高順位
鈴木亜美 アルバム 年表
FUN for FAN
(2001年)
AROUND THE WORLD
(2005年)
AMIx WORLD
(2006年)
『AROUND THE WORLD』収録のシングル
  1. Hopeful
    リリース: 2005年2月9日
  2. Delightful
    リリース: 2005年3月24日
  3. Eventful
    リリース: 2005年5月25日
  4. 「For yourself」
    リリース: 2005年6月20日
  5. ねがいごと
    リリース: 2005年8月17日
  6. AROUND THE WORLD
    リリース: 2005年10月12日
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AROUND THE WORLD』(アラウンド・ザ・ワールド)は、2005年10月12日に発売された日本の歌手・鈴木亜美エイベックス移籍後1枚目のオリジナルアルバム[注釈 1]

本作は、エイベックス移籍後初のフルアルバムであり、鈴木がデビュー7周年を迎えた2005年、音楽活動復帰から約1年間にわたる活動の集大成として制作された[2]。鈴木自身、本作の完成を「やっと自己紹介に辿り着いた」「やっと『自分の物です』と言える一枚ができた」と表現しており、5年半の月日を経て、改めてアーティスト・鈴木亜美としての「真のスタート」を切る作品と位置づけている[2]

制作過程は、ライブフェス『a-nation '05』の出演期間と完全に重なっていた[2]。週の半ばにスタジオでレコーディングを行い、週末にはライブステージに立つという多忙なスケジュールであったが、鈴木はこれを「非常に良いバランスで支え合っていた」と振り返っている。通常、スタジオに長時間籠もりきりになると精神的に行き詰まりやすいが、全国を回るライブで得た熱気や刺激をそのままレコーディングに持ち込み、逆にライブが制作作業の良い気分転換になるという相乗効果が生まれた。歌詞の制作も、ライブ会場への移動中に景色を眺めながら行われ、その時の前向きな感情や各地での刺激が、収録曲の歌詞に豊かなバリエーションをもたらしたという。全ての楽曲は本人自身が作詞を担当した[2]

制作開始前は、明確な全体コンセプトを設けていたわけではなく、一曲一曲を全力で形にしていく手法を取ったと鈴木は説明している。そのため、自身でも「最後までどんなアルバムになるか解からなかった」と語っており、完成に至るまでのプロセス自体を楽しんでいたと振り返っている[3]。アルバムタイトルの『AROUND THE WORLD』は、同名の収録曲の内容に由来する[2]。この楽曲は、彼女が初めて音楽に出会い、ステージに立ち、人々との出会いを経てきたこれまでの歩みと、現在の意志、そして「これからはこうでありたい」という未来への展望など、鈴木自身の想いをすべて詰め込んだ内容となっている。デモを聴いた際にそのメロディーのドラマチックさに感銘を受け、自身の心情を「スパンと言い切れる」確信を得たことから、今の自分を象徴する言葉としてアルバムタイトルに選定された[2]。アルバムの根底にあるテーマについて、鈴木は本作を一言で表すと「愛」であると述べている。収録曲を通じて、強さや自信に満ちた愛だけでなく、弱さや壊れそうな愛など、様々な形の愛を表現することを試みたという[3]

リリース

鈴木のオリジナルアルバムとしては、『INFINITY EIGHTEEN Vol.2』以来5年半振りとなるリリース。シングル「AROUND THE WORLD」と同時発売。

「CDのみ」、「CD+DVD」、「CD+メンズTシャツ」、「CD+レディースTシャツ」、通常盤の4形態リリース。ジャケットも4パターン用意され、Tシャツは裏原宿系ブランド"BASE CONTROL"とのコラボレーションによるもの[4]。DVDにはのプロモーションビデオを収録され、「Delightful」と「Eventful」のダンスシーンのみ"dance track"としてスペシャルビデオも収録されている。

ジャケット及びブックレストには魔女に扮した鈴木の姿が掲載されており、ジャケット及びブックレストもを基調としている。

2005年10月から12月にかけて、本作を引っ提げたライブハウスツアーが開催された[4]。アルバムタイトルを冠したツアーは自身初となった。

批評

CDジャーナルは、「アグレッシヴ&ダンサブルなトランス系ナンバーを中心にしながら、本格的なバラード、ソウル・テイストのポップ・チューンまで、幅広いサウンドを導入。リアルな思いを伝える歌詞も刺激的。」と批評した[5]

オリコンは、本作について、表題曲「AROUND THE WORLD」を「疾走感溢れるサウンドに乗せて、素直な恋心を描いた」楽曲とし、彼女を象徴する一曲になると評した。また、パワフルなボーカルが印象的なダンスナンバー「Delightful」から、優しく広がるバラード「ねがいごと」まで幅広く楽しむことができると言及している。総評として、アーティストとしての魅力と実力が発揮された「おすすめの一枚」であると肯定的に評価している[6]

音楽ライターの平賀哲雄は、本作をデビュー7年目にして鈴木の「素顔」が明らかになった作品であると評している。エイベックス移籍以降、自身のやりたい音楽や届けたい言葉をストレートに表現してきた約1年間の活動の集大成であり、一切の妥協がない姿勢で制作された点に注目した[7]。アルバムの構成については、多種多様なトランス・ミュージック、ストレートなバラード、そして今後の可能性を感じさせる実験的な楽曲の3つに大別されるとし、それらが「気持ち良いぐらいまっすぐに歌い上げられている」と分析している。また、鈴木自身が本作を「『これが鈴木亜美』と言えるアルバム」と位置づけていることを踏まえ、平賀は本作こそが彼女の「真のデビューアルバム」と呼ぶべき内容であると結論づけている[7]

収録曲

DISC1(CD)

全作詞: 鈴木亜美。
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.AROUND THE WORLD鈴木亜美y@suo ohtani原田憲
2.Hopeful -OVERHEAD CHAMPION MIX-鈴木亜美矢崎俊輔OVERHEAD CHAMPION
3.「Beautiful」鈴木亜美鈴木大輔ats-
4.「Sweet Voice」鈴木亜美菊池一仁中村康就
5.Delightful鈴木亜美渡辺徹Axel Konard
6.「For yourself」鈴木亜美渡辺徹h-wonder
7.ねがいごと鈴木亜美鈴木大輔中村康就
8.「Risk」鈴木亜美鈴木大輔中村康就
9.Eventful鈴木亜美渡辺徹渡辺徹
10.「with you」鈴木亜美菊池一仁原田憲
11.Times鈴木亜美渡辺徹渡辺徹
12.「I'm alone」鈴木亜美菊池一仁KZB
合計時間:

DISC2(DVD)

  1. Hopeful (video clip)
    プロモーションビデオのshort versionはシングル「Eventful」のDVD付き収録。
  2. Delightful(dance track)
  3. Eventful(dance track)
  4. ねがいごと(album edit)
  5. For yourself (video clip)
  6. AROUND THE WORLD (video clip)
  7. For yourself(making)
  8. AROUND THE WORLD(making)

楽曲解説

参加ミュージシャン

脚注

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