Android XR

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Android XRは、Googleが開発する、AndroidをベースにしたXR拡張現実仮想現実複合現実)デバイス向けオペレーティングシステム(OS)である。VRヘッドセットスマートグラスなどの空間コンピューティングに特化したデバイス向けに設計される。

概要 開発者, プログラミング言語 ...
Android XR
開発者 Google
プログラミング言語 JavaCC++Kotlin
OSの系統 Androidベース
開発状況 開発中
ソースモデル オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
対象市場 拡張現実仮想現実空間コンピューティング
使用できる言語 多言語
アップデート方式 OTA
プラットフォーム
カーネル種別 ハイブリッドLinuxベース)
ライセンス Apache License 2.0(一部はクローズドソース
ウェブサイト https://developer.android.com/xr
サポート状況
サポート中
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概要

Googleは過去にGoogle GlassやDaydreamといったVR/ARデバイスを開発してきたが、これらは一般消費者への大規模な普及には至らなかった[1]。しかし、ARCoreなどのプラットフォームの開発は着実に進められてきた[2]

2024年12月12日、GoogleはAndroid XRを正式に発表し、アプリ開発者向けにAndroid XR SDKを公開した[3][4]。ARCore、Android Studio、Jetpack Compose、Unity、OpenXRなどのツールをサポートする[5]。2025年1月には、HTC ViveのXRチームの一部を買収したことを明らかにしており、これはAndroid XRプラットフォームの開発強化を目的としたものとされている[6]

Android XRは、Geminiとの融合を大きな特徴とする。ユーザーがヘッドセットやスマートグラスを通して見ている現実世界の情報をAIがリアルタイムで認識し、音声や視線、ジェスチャーなどのマルチモーダル入力を通じて対話や操作が可能となる[7]

将来的にはGoogle PlayがAndroid XRに対応し、従来のAndroidアプリのほとんどがXR環境でも利用可能になる見込みである[4]

Android XRは、MetaのHorizon OSやApplevisionOSの主要な競合相手になるとみられている[8]

対応製品

Android XRを搭載する最初のデバイスとしてGoogleがSamsungQualcommと協業し開発するMRヘッドセット「Project Moohan」があり、2025年10月22日に「Samsung Galaxy XR」として正式発表された[5][9]。Samsungは同時にスマートグラス「Project Haean」の開発も進めている[10]。その他にもSony、Lynx、XREALがAndroid XR対応の端末の開発を進めている[11]

2025年のGoogle I/Oでは上記のほかGoogleが開発中のスマートグラスにAndroid XRが搭載されることが発表された[12]

脚注

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