BLS AG RABe528形電車
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| BLS AG RABe528形電車 "MIKA" | |
|---|---|
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RABe528形(528 102編成)(2023年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | BLS |
| 製造所 | シュタッドラー・レール |
| 製造年 | 2020年 - |
| 製造数 | 65編成(予定) |
| 運用開始 | 2021年 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 6車体連接車 |
| 軸配置 | Bo'Bo'2'2'2'Bo'Bo' |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 |
交流 15,000 V 16.7 Hz (架空電車線方式) |
| 最高速度 | 160 km/h |
| 起動加速度 | 1.3 m/s2 |
| 車両定員 |
MIKA RE 着席244人(1等座席46人、2等座席198人) 折り畳み座席31人分 車椅子スペース3箇所 立席149人(乗客密度3人/m2時) MIKA Sバーン 着席223人(1等座席35人、2等座席188人) 折り畳み座席12人分 車椅子スペース3箇所 立席241人(乗客密度3人/m2時) |
| 編成重量 |
MIKA RE 182 t MIKA Sバーン 183 t |
| 全長 | 104,900 mm |
| 全幅 | 2,880 mm |
| 全高 | 4,260 mm |
| 床面高さ |
600 mm(低床部分) 1,145 mm(高床部分) |
| 車輪径 |
870 mm 760 mm(連節台車) |
| 固定軸距 | 2,700 mm |
| 編成出力 | 3,500 kW |
| 定格出力 | 2,000 kW |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御(IGBT素子) |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4][5]を参照。 |
BLS AG RABe528形電車(BLS AG RABe528がたでんしゃ)は、スイスの鉄道事業者であるBLS AGが所有する電車。スイスの鉄道車両メーカーであるシュタッドラー・レールが展開する鉄道車両ブランドである「FLIRT」の1車種で、「モダン、革新的、コンパクトな汎用列車(moderner, innovativer, kompakter Allroundzug)」の略称である「MIKA」という愛称を有する[1][2][4]。
共通事項
2017年、BLS AGは旧型車両(RBDe565形電車、RDBe566形電車、Re420形電気機関車+EW III形客車)の置き換えを目的としてシュタッドラー・レールとの間に新型電車を導入する契約を交わし、2018年に52編成、2020年に6編成を発注し[注釈 1]、更に2024年にも新たに長距離系統の新設に向けて7編成の追加発注が実施された。これらを受けてシュタッドラー・レールが製造するのが、「FLIRT」の1車種にあたるRABe528形電車である[2][4][5][6]。
最高速度160 km/hの6車体連接車で、軽量アルミニウムを用いた車体を有する。郊外区間での運用を考慮し、動力台車は先頭車体の車端部に加えて連節部分にも設置されており、加速度の向上が図られている。車両の開発にあたっては利用客の代表者や障碍者団体が関与しており、低床構造や大きな窓、各座席に設置された充電用コンセント、スマートフォンや携帯電話の電波受信状態の改善などに活かされている他、電力コンバータを屋根上に設置する事で車内スペースがより広くなっている。また、RABe528形はシュタッドラー・レールが開発したETCSに適合した列車制御システム「GUARDIA」が初めて採用された形式であり、車両の位置や速度などのデータは運転台だけではなく管制センターにも送信されるようになっている[2][4][3][5]。
車種
RABe528形は使用する列車に応じて以下の2種類の車種が存在する[1]。

- MIKA RE(100番台) - BLS AGの快速列車にあたる「レギオエクスプレス(RegioExpress)」用の編成。2023年時点で30編成(101 - 130)が導入されている他[注釈 2]、2025年までに7編成が増備される事になっている。着席定員や1等座席が多く確保され、車内には自動販売機エリアも設置されている。乗降扉の数は各車体に1箇所となっている[1][2]。
- 車内
- 車内(自動販売機・ドリンクバー)
