CDT1
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CDT1(chromatin licensing and DNA replication factor 1)は、ヒトではCDT1遺伝子によってコードされているタンパク質である[5][6]。
複製前複合体における役割
CDT1は、細胞周期のG1期に行われる複製前複合体(pre-RC)の組み立てにおける、重要なライセンス因子である。pre-RCの組み立て過程では、複製起点認識複合体(ORC1からORC6)がDNAの複製起点を認識して結合する。その後、CDT1はCDC6とともに形成中のpre-RCへリクルートされ、そしてMCM複合体(MCM2からMCM7)がリクルートされる[7]。
CDT1の活性は細胞周期中で緊密に調節されている。S期の間はジェミニンによって阻害され、またSCFSKP2によってユビキチン化されプロテアソーム分解が行われる[8]。この調節は再ライセンス化の防止に重要であり、DNAが各細胞周期に1度だけ複製されるよう保証している。