SKP2

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PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
記号SKP2, FBL1, FBXL1, FLB1, p45, S-phase kinase-associated protein 2, E3 ubiquitin protein ligase, S-phase kinase associated protein 2
SKP2
PDBに登録されている構造
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PDBのIDコード一覧

1FQV, 1FS1, 1FS2, 1LDK, 2ASS, 2AST

識別子
記号SKP2, FBL1, FBXL1, FLB1, p45, S-phase kinase-associated protein 2, E3 ubiquitin protein ligase, S-phase kinase associated protein 2
外部IDOMIM: 601436 MGI: 1351663 HomoloGene: 55942 GeneCards: SKP2
遺伝子の位置 (ヒト)
5番染色体 (ヒト)
染色体5番染色体 (ヒト)[1]
5番染色体 (ヒト)
SKP2遺伝子の位置
SKP2遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点36,151,989 bp[1]
終点36,196,849 bp[1]
遺伝子の位置 (マウス)
15番染色体 (マウス)
染色体15番染色体 (マウス)[2]
15番染色体 (マウス)
SKP2遺伝子の位置
SKP2遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点9,112,073 bp[2]
終点9,155,512 bp[2]
RNA発現パターン




さらなる参照発現データ
遺伝子オントロジー
分子機能 ubiquitin protein ligase activity
血漿タンパク結合
identical protein binding
ubiquitin-protein transferase activity
細胞の構成要素 核質
核小体
SCF複合体
細胞核
細胞質
細胞質基質
生物学的プロセス regulation of apoptotic process
cellular response to cell-matrix adhesion
positive regulation of intracellular estrogen receptor signaling pathway
ubiquitin-dependent protein catabolic process
regulation of cell cycle
G2/M transition of mitotic cell cycle
protein ubiquitination
positive regulation of protein polyubiquitination
細胞増殖
positive regulation of smooth muscle cell proliferation
protein polyubiquitination
protein deubiquitination
翻訳後修飾
G1/S transition of mitotic cell cycle
SCF-dependent proteasomal ubiquitin-dependent protein catabolic process
proteasome-mediated ubiquitin-dependent protein catabolic process
自然免疫
defense response to virus
protein K48-linked ubiquitination
免疫系プロセス
viral process
出典:Amigo / QuickGO
オルソログ
ヒトマウス
Entrez
Ensembl
UniProt
RefSeq
(mRNA)

NM_001243120
NM_005983
NM_032637

NM_001285980
NM_013787
NM_145468

RefSeq
(タンパク質)

NP_001230049
NP_005974
NP_116026

NP_001272909
NP_038815

場所
(UCSC)
Chr 5: 36.15 – 36.2 MbChr 5: 9.11 – 9.16 Mb
PubMed検索[3][4]
ウィキデータ
閲覧/編集 ヒト閲覧/編集 マウス

SKP2(S-phase kinase associated protein 2)は、ヒトではSKP2遺伝子にコードされるタンパク質である[5][6]

Fボックスドメイン

SKP2の全長は424残基であり、N末端領域近傍には約40アミノ酸からなるFボックスドメインが、そしてC末端領域は10個のロイシンリッチリピート(LRR)からなる凹面が形成されている[7]。Fボックスタンパク質は、SCF複合体SKP1英語版-CUL1英語版-F-box)と呼ばれるユビキチンリガーゼ複合体の4つのサブユニットのうちの1つを構成し、常にではないものの多くの場合、基質をリン酸化依存的に認識する。このSCF複合体において、SKP2は基質認識因子として機能する[8][9][10]

Fボックスタンパク質は3つのクラスに分類される。FbxwはWD40リピートドメイン、FbxlはLRRをそれぞれ持ち、Fbxoはこれらとは異なる相互作用モジュールを持つか、または識別可能なモチーフを持たないものである[11]。SKP2はFボックスに加えて10個のタンデムなLRRを有し、そのためFbxlに属する。10番目のLRRの後には約30残基のC末端テールが存在し、1番目のLRRへ向かってターンしている。この構造はsafety-beltと呼ばれ、LRRによって形成された凹面へ基質を押しつける役割を果たしている可能性がある[12]

機能

SKP2はサイクリンA-CDK2と安定な複合体を形成する。SKP2は主にS期G2M期の序盤に、リン酸化されたp27(CDKN1B、KIP1)を認識し、分解を促進する[13][14]。SKP2を介したp27の分解は、補助タンパク質CKS1Bを必要とする[15][16]。p27の時期尚早な分解を防ぐため、SKP2の濃度はG1の序盤から中盤かけて、APC/CCdh1ユビキチンリガーゼによるSKP2のユビキチン化によって低く維持されている[17][18]。SKP2のSer64のリン酸化、そして程度は低いもののSer72のリン酸化はAPC/CCdh1への結合を阻害し、SKP2の安定化に寄与する。一方これらの残基のリン酸化は、SKP2の細胞内局在や活性型SCF複合体への組み立てには必要ではない[19][20][21][22][23]

細胞周期調節における役割

細胞周期の進行は、サイクリン依存性キナーゼ(CDK)、そしてサイクリンCDK阻害因子との相互作用によって緊密に調節されている。これらによるシグナルの相対量は、周期的なタンパク質分解によって細胞周期の各段階を通じて振動的に増減している[24]。こうした有糸分裂調節タンパク質の分解はユビキチン-プロテアソーム系によって媒介され、細胞内濃度の制御が行われている[25][26]。これらのタンパク質は、E1(ユビキチン活性化酵素)、E2(ユビキチン結合酵素)、E3(ユビキチンリガーゼ)の3つの酵素の逐次的作用によって、認識され分解される[27]。ユビキチン化の特異性をもたらしているのはE3リガーゼであり、E3は標的基質と物理的に相互作用する。SKP2はSCF複合体において基質のリクルートを担う構成要素であり、p27やp21といった細胞周期制御タンパク質を標的としている[28][29][30]。SKP2はp21やp27の双方と二重のネガティブフィードバックループを形成していることが示唆されており、この機構によって細胞周期の開始やG1/S期の移行が制御されている[31][32]

臨床的意義

相互作用

出典

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