EVE ZERO
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基本システム
1作目『EVE burst error』の2年前が舞台。主人公は1作目と同じく探偵「天城小次郎」と捜査官「法条まりな」。2人の主人公を操作しストーリーを進めていくマルチサイトアドベンチャーゲームである。『EVE burst error』に間接的に繋がるストーリーだが、後付けでシナリオライターも異なるため、物語上の矛盾点も生じている。また、主人公の2人は『EVE burst error』で初めて出会っている設定なので、本作で直接顔を合わせる事は無い。
「コマンド総当り方式」であり、フラグを立てるには用意されているコマンドを手当たり次第に選択しなければならない。
マルチサイトシステム
EVEシリーズの伝統である「2人の主人公の違った視点から1つのストーリーを追う」システム。小次郎編とまりな編のどちらか一方だけを進めても必ずどこかで行き詰る。たとえるなら、小次郎編で開けられないドアをまりな編で開けることで、小次郎編が進むようになる箇所が、いくつか存在するのである(逆もしかり)。よって、適宜シナリオを切り替えてゲームを進める必要がある。
フォーカスモード
本作では新たにフォーカスモードを搭載。2人の人物との対面中、片方に近付いてその人物とだけの会話をする場合に使用する。通常の会話だけでは得られない情報を聞き出したりする事ができる。ストーリー進行とは関係ない場面でも使用は可能で、普段とは違う相手の反応を見ることができる。
ストーリー
『EVE burst error』の2年前を舞台に、桂木探偵事務所の所長代理「天城小次郎」と警視庁公安第六課の敏腕捜査官「法条まりな」の2人の主人公が追いかけるそれぞれの事件は、あるところで1つの共通したシナリオへと結びつく。連続猟奇殺人事件に巻き込まれ、やがて事件の真相にせまっていく[4]。
小次郎編
急ぎの依頼がなく、書類管理に追われる探偵の小次郎。その作業に嫌気が差し始めたころ、知り合いのカメラマン「柴田茜」より仕事の仲介を受ける。家出した息子の捜索という依頼を引き受けた小次郎。最初はごくありふれた依頼かと思われたが、ただの家出人探しだけでは終わらなかった。小次郎が家出ではなく営利目的か脅迫目的の誘拐ではないかと聞くと、余計な事に首を突っ込むなと怒り出す。彼は何かを隠しているようであった。そこで小次郎は情報屋グレンに仁科と遺伝子研究所について調べさせる[4]。依頼人「仁科秀人」から逃げようとする中学生の息子「榊原真」。家出騒動の裏には小次郎の過去にもつながる大きな事件の真相が隠されていた。
まりな編
本来殺人事件の捜査は担当外であるはずの公安第六課に連続猟奇殺人事件の捜査をまわされ、まりなにその任務がまかされた。今回の殺人事件は犯人の動機などまったく不明、さらに死体には内臓がないという特殊なものであった。しかし、有益な情報が得られないまま殺人事件の捜査は一時中断。まりなには甲野本部長より新たな任務が下された。アメリカからやって来たVIPの護衛任務、外交官の名前はルース・ブラッチフォード。フィルブライト財団の秘書である。無事にルースと接触したまりなは任務をこなそうとするが、彼女はフランクな人物で、まりなは調子を崩されることになる[4]。不思議な少女「トア」との出会い。別々の出来事と思われたそれぞれの事象にやがて関連性が見え始め、より深い事件へと発展していく。