GAD-7
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GAD-7の項目は、1)緊張感、不安感または神経過敏を感じる、2)心配することを止められない、または 心配をコントロールできない、3)いろいろなことを心配しすぎる、4)くつろぐことが難しい、5)じっとしていることができないほど 落ち着かない、6)いらいらしがちであり、怒りっぽい、7)何か恐ろしいことがおこるのではないかと 恐れを感じる、からなる[1]。被験者は過去2週間にこれらの症状がどの程度あったかを「全くない」「数日」「半分以上」「ほとんど毎日」から選択する。選択肢の得点は順に0点、1点、2点、3点となる。各項目の総スコアは0点から21点まで分布する。
スコアと指針
米国でのGAD-7による疫学調査
次の表は米国の一般人口を対象とした疫学調査 National Health Interview Survey(2019)での GAD-7の項目反応の分布を示している。分布には共通点があり、いずれの項目も"ない"が最も多く,"ない"から"半分以上"にかけて減少し、"半分以上"から"ほぼ毎日"にかけて増加する。GAD-7の項目反応の分布は抑うつ評価尺度と同じく抑うつの分布モデルに近似すると報告されている[5]。
| 項目 | ない | 数日 | 半分以上 | ほぼ毎日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 緊張感不安感 | 74.2% | 16.7% | 2.9% | 3.9% |
| 2 | 心配することを止められない | 80.7% | 10.6% | 2.3% | 4.1% |
| 3 | 心配しすぎる | 74.3% | 15.8% | 2.8% | 4.7% |
| 4 | くつろぐことが難しい | 78.6% | 12.4% | 2.5% | 4.2% |
| 5 | 落ち着かない | 86.3% | 7.2% | 1.5% | 2.8% |
| 6 | いらいらしがち | 73.4% | 17.5% | 3.2% | 3.7% |
| 7 | 恐ろしいことがおこるのではないかと恐れを感じる | 85.5% | 8.2% | 1.6% | 2.4% |
次の表は同じ疫学調査National Health Interview Survey(2019)における GAD-7の総スコアの分布を示している[6]。GAD-7 の代表的なカットオフ値は10点以上であるが、米国人口の約6.1%が陽性ということになる。
| GAD-7点数 | 0-4 | 5-9 | 10-14 | 15-21 |
|---|---|---|---|---|
| パーセント | 84.4% | 9.5% | 3.4% | 2.7% |
| パーセンタイル | 84.4% | 93.9% | 97.3% | 100% |