HAT-P-38

さんかく座の恒星 From Wikipedia, the free encyclopedia

HAT-P-38は、さんかく座恒星13等星。太陽系外惑星が発見されている。

仮符号・別名Horna[2]
赤経 (RA, α) 02h 21m 31.9802412101s[1]
概要 仮符号・別名, 星座 ...
HAT-P-38[1]
HAT-P-38[1]
仮符号・別名 Horna[2]
星座 さんかく座
見かけの等級 (mv) 12.51[3]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  02h 21m 31.9802412101s[1]
赤緯 (Dec, δ) +32° 14 46.090818827[1]
赤方偏移 -0.000060[1]
視線速度 (Rv) -17.87 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 47.771 ミリ秒/年[1]
赤緯: -21.428 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 3.8899 ± 0.0373ミリ秒[1]
(誤差1%)
距離 838 ± 8 光年[注 1]
(257 ± 2 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 5.5[注 2]
HAT-P-38の位置
物理的性質
半径 0.923 ± 0.067 R[3]
質量 0.886 ± 0.044 M[3]
スペクトル分類 G[1]
光度 0.62 ± 0.16 L[3]
表面温度 5,330.0 ± 100.0 K[3]
金属量[Fe/H] 0.06 ± 0.10[3]
年齢 10.1 ± 4.8×109[3]
他のカタログでの名称
2MASS J02213197+3214461[1]
Gaia DR2 324889227693298560[1]
GSC 02314-00559[1]
TOI-3681[1]
Template (ノート 解説) ■Project
閉じる

概要

黄色の主系列星[4]で、太陽に比べて半径は約92%、質量は約89%と小さく、光度も約62%と暗い。ガイア計画で観測された年周視差によると地球から約838光年の位置にある[注 1]

2012年、HATネット(Hungarian Automated Telescope Network, ハンガリー自動望遠鏡ネットワーク)が2010年から2012年にかけて行ったトランジット法による探査で、土星サイズの太陽系外惑星HAT-P-38bが発見された[3]。この惑星は、主星から0.05天文単位 (au) の軌道を約4.6日の周期で公転しており、主星からの熱により表面温度は1,000 K以上の高温となっている、典型的なホット・ジュピターである[3]

さらに見る 名称 (恒星に近い順), 質量 ...
HAT-P-38の惑星[3][5]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b (Hiisi) 0.267 ± 0.020 MJ 0.0523 ± 0.0009 4.640382± 0.000032 0.067 ± 0.047 88.3 ± 0.7° 0.825+0.092
0.063
 RJ
閉じる

名称

2019年、世界中の全ての国または地域に1つの系外惑星系を命名する機会を提供する「IAU100 Name ExoWorldsプロジェクト」において、HAT-P-38 と HAT-P-38b はフィンランド共和国に割り当てられる系外惑星系となった[4]。このプロジェクトは、「国際天文学連合100周年事業」の一環として計画されたイベントの1つで、フィンランド国内での選考、国際天文学連合 (IAU) への提案を経て太陽系外惑星とその主星に固有名が承認されるものであった[6]。2019年12月17日、IAUから最終結果が公表され、HAT-P-38はHorna、HAT-P-38 bはHiisiと命名された[2]。これらは古代フィンランド神話の神秘的で神聖な、あるいは邪悪な場所に関連する言葉に由来して名付けられており[2]、Hornaは地獄や冥界を意味する言葉に、Hiisiは元々神聖な木立を意味し、後に悪霊を指すようになった言葉に、それぞれちなんで名付けられた[2]

脚注

Related Articles

Wikiwand AI