HD 142

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見かけの等級 (mv)5.70 / 11.5
赤経 (RA, α) 00h 06m 19.17544s[1]
赤緯 (Dec, δ)−49° 04 30.6817[1]
HD 142
星座 ほうおう座
見かけの等級 (mv) 5.70 / 11.5
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  00h 06m 19.17544s[1]
赤緯 (Dec, δ) −49° 04 30.6817[1]
視線速度 (Rv) 6.00 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 575.29 ± 0.33 ミリ秒/[1]
赤緯: -39.19 ± 0.34 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 38.89 ± 0.37ミリ秒[1]
(誤差1%)
距離 83.9 ± 0.8 光年[注 1]
(25.7 ± 0.2 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 3.66[2]
物理的性質
半径 1.35[3] / 0.52[4] R
質量 1.25[3] / 0.59[5] M
表面重力 22 G
自転速度 10.35 km/s[6]
スペクトル分類 F7 V[1] + K8.5 - M1.5[5]
光度 2.64 L[3]
表面温度 6,338[3] / 4,060[7] K
金属量[Fe/H] 0.03[3]
年齢 2.5 ×109[3]
地球から見た位置 (HD 142との関係)
元期 2005
位置角 184°[5]
角距離 4.1″[5]
他のカタログでの名称
CD-49 14337, GJ 4.2, HIP 522, HR 6, SAO 214963
Template (ノート 解説) ■Project

HD 142は、ほうおう座の方角に約84光年の距離にある、6等級恒星である[1]

1894年に、ハーバード大学天文台の観測によって、HD 142は二重星であることが発見された。離角が5.4で、明るさの差も大きいため、観測が難しく、20世紀半ばから半世紀以上観測がなされなかった。2MASSによって、再確認された時にも位置関係に変化はなく、その後の観測でも伴星が背景の星であることが否定され、連星系を形成していることが明らかとなった[8]

惑星系

2001年アングロ・オーストラリアン惑星探査(AAPS)のクリス・ティニーが率いるチームが、この恒星の周囲を公転する太陽系外惑星HD 142 bの発見を公表した[9]。さらに視線速度のデータからは、他の惑星かもしくは恒星の伴星の存在が示唆された[10]。AAPSが更に視線速度の変化の分析を進めたところ、二つの惑星が存在するとよく説明できることが明らかになり、2番目の惑星HD 142 cの発見となった。また、公転周期が108日の3番目の惑星の可能性がある信号がデータに見られたが、誤検出の可能性は5%であった[2]。同じチームによる別の論文では、bとcのパラメータが更新されたが、惑星の可能性があるdについては言及されていない[11]

惑星bの軌道傾斜角真の質量の測定結果は、2022年に公開されたガイアのデータリリース第3版 (DR3) にて公表された[12]。別の2022年の研究では惑星cの軌道傾斜角と真の質量が決定され、同時に惑星bのさらに内側を公転している惑星dの存在が新たに確認された[13]

HD 142 Aの惑星[12][13]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
d ≥0.260+0.032
−0.036
 MJ
0.474+0.021
−0.023
108.5±0.1 0.130+0.103
−0.085
b 7.1±1.0 MJ 1.039+0.046
−0.051
351.4±0.4 0.158+0.033
−0.030
59±7°
c 10.901+1.278
−0.937
 MJ
9.811+0.515
−0.520
10,159.6+384.8
−321.9
0.277+0.026
−0.027
90.374+10.495
−12.319
°

脚注

関連項目

外部リンク

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