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IPhone 5s

2013年に発売されたAppleのスマートフォン From Wikipedia, the free encyclopedia

iPhone 5s[注 1](アイフォーン ファイブエス)は、Appleが開発したタッチスクリーンベースのスマートフォンである。iPhone 5の後続機であり、iPhoneの第7世代目の機種である。

開発元 Apple
世代 第7世代 (7G)
発売日 2013年9月20日
概要 開発元, 世代 ...
iPhone 5s
iPhone 5s(ゴールド)
開発元 Apple
世代 第7世代 (7G)
発売日 2013年9月20日
OS iOS 7(初期搭載) → iOS 12.5.8
SoC Apple A7 デュアルコア 1.3GHz
メモリ 1GB (LPDDR3)
ストレージ 16, 32, 64 GB フラッシュメモリ
ディスプレイ 4インチ (100 mm),
(画面比率約16:9),
マルチタッチディスプレイ
1,136 x 640 ピクセル (326ppi)
IPS液晶
グラフィック PowerVR G6430
デジタルカメラ

背面:
8メガピクセル, 裏面照射型センサー, HDビデオ (1080p)

前面:
1.2メガピクセル, HDビデオ (720p)
外部接続

共通:
Wi-Fi (802.11 a/b/g/n)
(802.11nは2.4GHz, 5GHz両対応),
Bluetooth 4.0, GLONASS.
クワッドバンドGSM/GPRS/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
クワッドバンドUMTS/HSDPA+/DC-HSDPA (850, 900, 1900, 2100 MHz)

モデルA1533:
LTE (バンド 1, 2, 3, 4, 5, 8, 13, 17, 19, 20, 25: 2100, 1900, 1800, AWS, 850, 900, 700c, 700b, 800 MHz, 800 DD)

モデルA1453:
LTE (バンド 1, 2, 3, 4, 5, 8, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26: 2100, 1900, 1800, AWS, 850, 900, 700c, 700b, 800 MHz, 800 DD)

モデルA1457:
LTE (バンド 1, 2, 3, 5, 7, 8, 20: 2100, 1900, 1800, 850, 2600, 900 MHz, 800 DD)

モデルA1518/A1530:
TD-SCDMA (1900 (F),2000 (A))
LTE (バンド 1, 2, 3, 5, 7, 8, 20, 38, 39, 40: 2100, 1900, 1800, 850, 2600, 900 MHz, 800 DD, TD 2600, 1900, 2300)
サイズ 縦 123.8 mm (4.87 in)
横 58.6 mm (2.31 in)
厚さ 7.6 mm (0.30 in)
重量 112 g (3.95 oz)
前世代ハード iPhone 5
次世代ハード iPhone 6
iPhone 6 Plus
関連商品 iPhone 5c
ウェブサイト アップル - iPhone 5s (Archive)
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概要

2013年9月10日、アメリカ・カリフォルニア州クパチーノのApple本社にて本機種のミドルレンジとなるiPhone 5cとともに発表され[1]、同20日にアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、日本、中国、香港、シンガポール、オーストラリア、プエルトリコで発売が開始された[2]。

日本国内では従来のソフトバンクモバイルとKDDI・沖縄セルラー電話連合(以下au)に加え、今機種より新たにNTTドコモからも販売されるようになった[3][4]。これにより、日本国内の主要3キャリアすべてでiPhoneを取り扱うこととなった。

同年11月22日、日本市場でもApple StoreでSIMフリーモデルの販売を開始した[5][6]。

2014年9月に後継機に当たるiPhone 6・iPhone 6 Plusが販売開始してからも、6・6 Plusが大型化したことに伴い、4インチクラスのiPhoneとして5sは継続して販売。2016年3月に4インチクラスの後継機iPhone SEが販売開始。Apple Storeでの販売を終了した。

また、2016年に入り格安携帯電話ブランドからの販売が始まり、2016年3月4日には、ソフトバンク系のY!mobileブランドからも発売開始[7]。同年7月15日には、KDDI系のUQコミュニケーションズの「UQ mobile」からも販売開始した[8]。2017年3月25日、両ブランドが後継機であるiPhone SEを発売したことに伴い、iPhone 5sの販売はともに終了した。

2019年9月20日(日本時間)に配信が開始されたiOS 13は対象外の機種であるが、2025年2月現在、iOS 12でのサポートは続いている[9][10]。ただしiOS 12がサポートされているのはiOS 13に非対応の機種のみであり、2026年1月26日、約3年ぶりに最新バージョンとなる iOS 12.5.8 が配信された。

特徴

iPhone 5の後継機種として画面サイズ・筺体サイズは踏襲しつつも、新たな機能が実装された。

ハードウェア

SoCは新たにApple A7を採用し、スマートフォンでは初となる64ビットアーキテクチャとなっている。なお、AppleではCPUとGPUはiPhone 5に比べ約2倍の性能と謳っている[1]。2008年、iPhone (初代)からは56倍の性能。グラフィックス面ではOpenGL ES 3.0をサポート、ビデオ撮影のフレームレートも向上している。

A7とは別に、新たにモーション処理専用のコプロセッサ「Apple M7(英語版)」を追加し、加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスの信号を総合的に処理し、iPhoneの状態のみならず、iPhoneを保持するユーザーがどのような状態なのかまで判別出来る。これらの処理をA7からオフロードしてバッテリー消費を減らしながら常時監視することが可能になり、フィットネス分野における有用性が高まった。

ホームボタン

iPhoneの象徴である丸型のホームボタンには指紋認証センサーTouch IDが初めて搭載された。ホームボタンの周囲に感知リングがあり、その下にある容量性センサーによって指紋を検出する。

背面のiSightカメラは、800万画素とiPhone 5と変わらないものの、レンズの開放F値をiPhone 5のf2.4からf2.2にし、感度は33%向上した。イメージセンサーの1ピクセルあたりの面積を15%向上させ、1/3.2型から、1/2.8型へと大型化された[11]。センサーは新しくExmor RS for mobileが搭載されている[12]。 LEDフラッシュは白色とアンバーの2色を搭載した「True Toneフラッシュ」になり、1000通りの中から最適な明るさや色温度(ホワイトバランス)が得られるようになっている。写真撮影では、自動手振れ補正に対応した。動画撮影では、720p時に秒間120フレームでのスローモーション撮影も可能となった。

カラーバリエーションはこれまでの2色からゴールドの追加とブラックからスペースグレイへ変更され、本体の縁や背面に採用されている。

通信システム

iPhone 5では対応するLTEバンドごとに3種類のモデルが発売されたが、iPhone 5sでは5モデルに増えている。このうち、モデルA1533は3Gの違いでGSMモデルとCDMAモデルにさらに分かれており、モデルA1530はTD-LTEの使用帯域であるバンド38から40とTD-SCDMAに対応している[13]。中国では中国移動通信のTD-LTE及びTD-SCDMAに対応したモデルA1518が認可されたとの報道がなされ[14]、2013年1月17日より同モデルの発売を開始[15]、中国移動のTD-LTE、TD-SCDMAに対応し、仕様上はA1530と同一だがFDD-LTE、UMTSは海外ローミング時のみ対応する[13]。

日本国内ではいずれのキャリアもA1453のモデルで発売され、これまでのバンド1と3(2100MHz帯と1800MHz帯)に加え、新たにauの800MHz帯(N800MHz・バンド18)、ソフトバンクモバイルの900MHz帯(バンド8)、NTTドコモの800MHz帯(N800MHz・バンド19)での利用が可能となった[16]。 日本国内ではいずれのキャリアもA1453のモデルで発売され、これまでのバンド1と3(2100MHz帯と1800MHz帯)に加え、新たにauの800MHz帯(N800MHz・バンド18)、ソフトバンクモバイルの900MHz帯(バンド8)、NTTドコモの800MHz帯(N800MHz・バンド19)での利用が可能となった[17]。

本機種は、日本国内の主要3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)が初めて一斉に発売したiPhoneであり、各社の「プラチナバンドLTE」への対応状況が大きな話題となった。

  • NTTドコモ: 同社として初のiPhone取り扱いとなり、地方都市や山間部をカバーする800MHz帯(バンド19)および東名阪地域の1.7GHz帯(バンド3)に対応した。ただし、ドコモ独自の1.5GHz帯(バンド21)には端末側が非対応であった。
  • au(KDDI): 前作のiPhone 5においてLTEエリアの表記問題(実質的なプラチナバンド非対応によるミリ波・人口カバー率の誤認)が起きていたが、本作で同社の本命である800MHz帯(バンド18)に完全対応したことで、大幅なエリア改善と優位性をアピールした。
  • ソフトバンク: 悲願であった900MHz帯(バンド8)のプラチナバンドLTEに対応した。ただし、実際の電波割り当てと運用開始(2014年夏以降)までにタイムラグがあったため、発売当初は実質的に従来の通信網での運用となった。

また、本機種は次世代の音声通話サービスである「VoLTE」には対応していない。そのため、データ通信をLTEで行っている際も、音声通話の着信・発信時には3Gネットワークへ切り替わる仕様(CSFB:Circuit Switched Fallback)となっている。特にau版においては、この仕様により「音声通話中のLTEデータ通信(バックグラウンド通信含む)が同時に利用できない」という制約が存在した。

iOS

本モデルでの初期バージョンはiOS 7である。iOS 7では、これまでiPhone本体のデザインの担当責任者であったジョナサン・アイブが参加し、ユーザインタフェースを従前の立体感を持たせたデザイン(スキューモーフィズム)から平面を主張したデザイン(フラットデザイン)へと変更した為、直感的ではない、分かりにくい、かっこわるいなどの不平不満とともに多数の問題点が指摘されるなど賛否両論が噴出した[18][19]。

iPhoneのモデルのタイムライン

iPhone 18 ProiPhone 18 ProiPhone 17 ProiPhone 17 ProiPhone AiriPhone 17iPhone 17eiPhone 16 ProiPhone 16 ProiPhone 16iPhone 16iPhone 16eiPhone 15 ProiPhone 15 ProiPhone 15iPhone 15iPhone 14 ProiPhone 14 ProiPhone 14iPhone 14iPhone 13 ProiPhone 13 ProiPhone 13iPhone 13iPhone SE (第3世代)iPhone 12 ProiPhone 12 ProiPhone 12 MiniiPhone 12iPhone 11 ProiPhone 11 ProiPhone SE (第2世代)iPhone XSiPhone XSiPhone XiPhone 11iPhone XRiPhone 8iPhone 8iPhone SE (第1世代)iPhone 7iPhone 7iPhone 6SiPhone 6SiPhone 6iPhone 6iPhone 5CiPhone 5iPhone 5SiPhone 4SiPhone 4iPhone 3GSiPhone 3GiPhone (初代)
出典: Apple Newsroom Archive[20]

脚注

外部リンク

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