ジェフ・ポーカロ

アメリカ合衆国のミュージシャン、ドラマー、元TOTOメンバー From Wikipedia, the free encyclopedia

ジェフリー・トーマス・ポーカロ(Jeffrey Thomas Porcaro、1954年4月1日 - 1992年8月5日)は、アメリカミュージシャンロックバンドTOTOのリーダーであり元ドラマーセッション・ミュージシャンとしても数多くのレコーディングに参加した。同じくTOTOのメンバーのマイク・ポーカロスティーヴ・ポーカロは実弟。

ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において37位。

略歴

コネチカット州ハートフォード出身のイタリア系アメリカ人。父はジャズ・ドラマー、パーカッション奏者として著名なジョー・ポーカロ(1930〜2020)。7歳から父の教えでドラムを習い、10代の頃からセッション・ミュージシャンとして活動を始める。17歳の時にソニー&シェールのバックで、初めてプロのドラマーとしての仕事を得た。[1] 活動初期にスティーリー・ダンのツアーとレコーディングに参加したのをきっかけに、数多くのミュージシャンとのセッションを行うようになった。リズム・ヘリテージの「シーム・フロム・スワット」(反逆のテーマ)は1976年に大ヒットし、のちにブレイク・ダンスの課題曲やラップの人気バック・トラックとなった。プロとしてのキャリア20年で参加作品は200作を超え、スティーヴ・ルカサー曰く、ずっとジェフとやってきたから自分はメトロノームを使って練習する必要がなかったと言わしめた。

1978年、共に売れっ子セッション・ミュージシャンとして活躍していたルカサー、デビッド・ペイチ、弟のスティーブらとTOTOを結成。「ホールド・ザ・ライン」などで商業的な成功を獲得した。「ジョージー・ポーギー」「99」では、ブルーアイド・ソウル的なサウンドを聴くことができる。

TOTOの代表曲「ロザーナ」における「ハーフタイム・シャッフル」と呼ばれるリズムパターンは、ポーカロの代名詞となった。また、様々なドラマーを研究して、自らのプレイに取り込む研究熱心さも持ち合わせていた。前述の「ロザーナ」のリズムパターンは「スティーリー・ダンのアルバムでプレイしたバーナード・パーディの「安らぎの家」「バビロン・シスターズ」、レッド・ツェッペリンの「フール・イン・ザ・レイン」でジョン・ボーナムが叩いていたリズムパターンをミックスし、バスドラムのパターンにボ・ディドリーのリズム(いわゆる「ボ・ディドリー・ビート」)を取り入れた」と、ジェフ自身が教則ビデオの中で解説している。1983年よりパール社とエンドース契約していた。同社のラック・システム(ドラムラック)は、彼の発案により開発されたものである。

1992年8月5日、自宅の庭で殺虫剤を散布後にアレルギー心臓発作を起こし急死。38歳没。コカイン中毒が原因の動脈硬化症という説が流れたこともあったが、スティーヴ・ルカサー等TOTOのメンバーは「彼はドラッグを使用したことは無い」と、コカインの使用について否定している。

ディスコグラフィ

サイドマンとして
  • シールズ&クロフツ - 「ダイアモンド・ガール」(1973)「ゲット・クローサー」(1976)
  • リズム・ヘリテージ - 「Disco-fired」(1975)
  • スティーリー・ダン - 「プリッツェル・ロジック」(1974)「ケイティ・ライド」「ガウチョ」(1980)
  • ジャクソン・ブラウン – The Pretender (1976)
  • レオ・セイヤー – Endless Flight (1976) – "When I Need You"; Thunder in My Heart (1977); Leo Sayer (1978); World Radio (1982); Have You Ever Been in Love (1983)
  • ボズ・スキャッグス – Silk Degrees (1976); Down Two Then Left (1977); Middle Man (1980); "Look What You've Done to Me" (1980, featured in the movie Urban Cowboy); "Miss Sun" (1980, released as a single, then included on the compilation Hits!); Other Roads (1988)
  • エリック・カルメン – Boats Against the Current (1977) – "She Did It", "Boats Against the Current", "Love Is All That Matters"
  • ヴァレリー・カーター – Just a Stone's Throw Away (1977); Wild Child (1978)
  • アラン・オディ – Appetizers (1977) – "Undercover Angel"
日本人とのセッション

他。

日本人アーティスト参加アルバム

1975年

  • 『2年目の扉』 (NSP

1978年

1980年

1981年

  • 『U.S.J』 (Char
  • 『HOT BABY』 (尾崎亜美
  • 『Time No Longer』 (松居和

1982年

1983年

1984年

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

  • 『NANNO SONGLESS』(NANNO L.A.PROJECT)※南野陽子の楽曲のインストゥルメンタル集
  • 『NEXT』 (山本達彦

1991年

1992年

脚注

書籍

外部リンク

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