Kleisin

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kleisin(くれいしん)は、SMCタンパク質と結合する一群のタンパク質の総称[1]。SMCタンパク質ともに巨大なタンパク質複合体のサブユニットとして働き、染色体の高次構造と機能の制御に関わる。

真核生物型

SMC-kleisin structure 4

kleisinの名称はギリシア語で閉鎖を意味するkleisimoに由来する。これは、V字型のSMC2量体のヘッドドメインに結合して「環を閉じる」働きが想定されているためである。kleisinファミリーに属するタンパク質の代表的なものとして、真核生物ではコンデンシン複合体のサブユニットCAP-HとCAP-H2や、コヒーシン複合体のサブユニットRad21/Scc1減数分裂期ではRec8やRad21L)などがある。原核生物コンデンシン複合体のサブユニットでは、枯草菌のScpAや大腸菌のMukFがこれに相当する。

サブユニット複合体脊椎動物ショウジョウバエ線虫出芽酵母分裂酵母
CAP-Hコンデンシン ICAP-HCAP-H/BarrenDPY-26Brn1Cnd2
CAP-H2コンデンシン IICAP-H2CAP-H2KLE-2--
RAD21コヒーシン(体細胞型)RAD21RAD21SCC-1/COH-2Scc1/Mcd1Rad21
RAD21Lコヒーシン(減数分裂型)RAD21L----
REC8コヒーシン(減数分裂型)REC8C(2)M?REC-8Rec8Rec8
NSE4Smc5/6NSE4NSE4NSE-4Nse4Nse4

原核生物型

サブユニット複合体枯草菌Caulobacter大腸菌
ScpASMC-ScpABScpAScpA-
MukFMukBEF--MukF

kleisinの構造

関連項目

引用文献

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