LUPIN THE IIIRDシリーズ

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LUPIN THE IIIRDシリーズ[1][2][3][4][5]は、漫画『ルパン三世』を原作としたアニメ作品のうち、小池健が監督したスピンオフ作品のシリーズ。

概要

モンキー・パンチによる漫画『ルパン三世』の原作に漂う危険な世界を引き継いだ原点回帰の作品シリーズ[3]

なお、原点回帰の「原点」には、原作漫画だけでなく映画第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』も含まれている[6]。なお、小池は「『ルパンVS複製人間』は、僕にとってアニメーションという表現の概念を根底から覆されたほどの作品なんですよ。」とコメントしている[7]

同シリーズ監督の小池健は、『LUPIN the Third -峰不二子という女-』にも参加しているが、シリーズ自体は『次元大介の墓標』からとなっている[8][1]

シリーズコンセプト

石井克人から小池健に声がかかったことから、スタートした[9]

本シリーズのプロデューサーとなる浄園祐と3人で方向性を話し合ったところ、3人とも『ルパン三世 PART1』が好きだと分かる[9]。中でも小池が好きだったのは、「ルパン一味と得体の知れない敵が戦う」というエピソードであり、ルパン三世に多くある「何かを盗む話」ではなく、「ルパン一味VS好敵手」という構図を描くことで、シリーズのコンセプトとなった[9]

シリーズ一覧

映画として発表された第5作と、その第5作の前日談として配信された第4作を除き、OVA(オリジナルビデオ)として発表(後に配信)された第1作から第3作[注釈 1]は、期間限定という形で劇場公開されている[3]

シリーズを通して、以下のスタッフは共通している。

関連作品

  • LUPIN the Third -峰不二子という女-[1](2012年[21][10]) - 小池健がキャラクターデザイン・作画監督を担当した作品。シリーズの先駆けとなった作品[1][21]。ただし、プロデューサーの浄園祐は、この作品は、時間的にもフォーマット的にも制限があったため、小池健の本領発揮できる100%の作品にはならなかったとし、そのために作られたのが『次元大介の墓標』だったとされている[1]
  • 『パチスロ・不二子〜100億$の女神〜』[22] (2012年) - 小池健がパネルデザインを担当した作品[23]。主役となるエピソードの順番は、本シリーズと同じく次元→五ェ門→不二子→銭形の順[24]
  • ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978年[25][10][26]) - 第1作・第5作に登場するマモーが登場する作品。『ルパン三世』の映画1作目の作品[25][10][26]
    • 『パチンコ ルパン三世 復活のマモー』[27](2020年) - 正確には上記『ルパンVS複製人間』の関連作品にして続編[27][注釈 7]。『パチスロ・不二子』のようにスタッフ的な関わりはないが、本シリーズでマモーが登場した第1作(2014年)と第5作(2025年)の間にマモーを描いた作品として記載しておく。

登場人物

詳しくは、それぞれの個々のキャラクターの記事および各作品の記事を参照。

ルパン三世(ルパンさんせい)[1][28]
- 栗田貫一[1][29][3][20][18][30][31][32]
シリーズ全体の主人公。
次元 大介(じげん だいすけ)[1][33]
声 - 小林清志[1][3][20][18][30][31][32](第1作~第3作・第5作[1][1])・大塚明夫[20][34](第4作・第5作[1]
第1作の主人公。シリーズを通してルパン三世の相棒となっていく。銃の名手。
石川 五ェ門(いしかわ ごえもん)[1][35]
声 - 浪川大輔[1][36][3][20][18][31][37](第2作・第4作・第5作[1]
第2作の主人公。斬鉄の剣技を使う剣の達人。第1作と第3作には登場しない。
五ェ門役の浪川大輔は、シリーズ第2作『血煙の石川五ェ門』について、交代してすぐ若い五ェ門を演じることができ、その後の作品で五ェ門を演じる上でのキーとなる作品として挙げている[37]
峰 不二子(みね ふじこ)[1][38]
声 - 沢城みゆき[1][3][20][18][30][31][32]
第3作の主人公。ルパンたちとの敵か味方か不明な謎の女性。
銭形 幸一(ぜにがた こういち)[1][39]
声 - 山寺宏一[1][3][20][18][30][31](第1作・第2作・第4作・第5作)
第4作の主人公。ルパン三世専任捜査官。第3作には登場しない。

ヤエル奥崎(ヤエルおくざき)[1][11]
声 - 広瀬彰勇[1]
プロの殺し屋[40]。次元と肩を並べるほどの早撃ちの実力の持ち主[40]
第1作[40]・第3作[41]・第5作[42]に登場。
ホーク[1][11]
声 - 土師孝也[1]
元軍人。かつては、バミューダの亡霊と呼ばれていたが、その戦場で命を落としたはずだった。
第2作[43]・第3作[41]・第5作[42]に登場。
サリファ[1]
声 - 小堀幸[44](第2作[44]・第5作[44])・森川葵[1][45][46][47](第5作[45])・島本須美[44](第5作[44])・高山みなみ[44](第5作[44])・ゆりあ[44][注釈 8](第5作[44]
「御主人様」からの殺しの依頼をホークに伝えに来る少女。第5作でムオムにつかえていたことが明らかになる。
第2作[43]・第3作[41]・第5作[48]に登場。
ビンカム
声 - 宮野真守[32][11]
普段は拘束具をつけられている殺人マシーンであり、銃で撃たれても倒れない不死身の男[41]
第3作[41]に登場。
偽ルパン[49]
声 - 堀内賢雄[49]
第4作に登場。ロビエト連邦で爆破テロを行う偽のルパン三世[注釈 9]
ムオム[1][48]
声 - 片岡愛之助[1][46][注釈 10]
第5作に登場する不死身の男。
マモー[注釈 11][1][48][40][51]
声 - 尾花かんじ[1][注釈 11]
第1作[1][40]・第5作[1][48]に登場。ルパンと次元を監視カメラ映像で見つめる謎の男。ムオムとの関係も示唆されている[48]
監督の小池健によると、当初、第1作を作った時点では続編の予定もなかったため、「隠れた敵、好敵手」として作品に取り入れたのみ[6]で、計画的に黒幕にしようとしたわけではなかったが、うまくストーリーの軸にハマっていったとされている[6]

用語

  • 鉄竜会[52][53] - 第2作に登場。伊豆半島を根城にするヤクザ組織[52]。五ェ門が客人として用心棒を勤めていた。
  • 虎刃組[52] - 第2作に登場。鉄竜組の対抗組織[52]
  • コドフリー・マイニング社[54] - 第3作に登場。年商10億ドルの金採掘企業[55][54]
  • ゴミ人間[42][56] - ムオムの命令に従う兵隊[42]。異形の存在[56]
    • アメット族[42] - 仮面を被ったゴミ人間[42]

地名

架空の地名と実在の地名が混在している。

  • 西ドロア[57]・東ドロア[57][58] - 第1作の舞台。東西に分断された架空の国家。
  • マランダ共和国[57] - 東ドロアから「リトルコメット」が譲渡された国[57]
  • バミューダ海域 - 第2作ではホークが命を落とした場所として登場。第5作では舞台として登場[1]
  • ロビエト連邦[19] - 第4作の舞台。極寒の架空の国家。
  • アルカ合衆国[19] - 第4作では、ロビエト連邦との関係がキーとなる。

車両

武器

獲物

  • リトルコメット[65] - 東ドロアからマランダ共和国に譲渡された彗星の欠片[65][57]

脚注

参考文献

関連項目

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