LwIP
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lwIP (lightweight IP)は、幅広く使用されているオープンソースのTCP/IPのプロトコルスタックの実装であり、組み込みシステム向けに設計されている。 lwIPは、元々はAdam DunkelsによってSwedish Institute of Computer Scienceにおいて開発されていた。 現在は、世界中の開発者のネットワークによって開発されメンテナンスされている。
| 作者 | Adam Dunkels |
|---|---|
| 開発元 | lwIP開発者グループ |
| 最新版 |
2.2.1
/ 2025年2月5日 |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C言語 |
| 対応OS | 複数 |
| プラットフォーム | 組み込みシステム |
| サポート状況 | 開発中 |
| 種別 | インターネット・プロトコル・スイート |
| ライセンス | 修正BSDライセンス |
| 公式サイト |
savannah |
lwIPは、多くの組み込みシステムのメーカーで使われている。 アルテラ (Nios IIオペレーティングシステムにおいて)、アナログ・デバイセズ (Blackfin DSPチップのために)、[1]ザイリンクス、[2]ハネウェル (FAA認証を受けた航空システムに使用しているものがある)、フリースケール・セミコンダクタ(自動車向けマイクロコントローラー用のイーサネットストリーミングSW)などがその例である。
lwIPの実装の目的は、フルスケールのTCPにおいてもリソースの使用を削減すると言うことにある。[3] これによりlwIPは、数十キロバイトの自由に使えるRAMと約40キロバイトのプログラム用のROMを持った組み込みシステムに適しているようになった。
lwIPは、ReactOSとGenodeのネットワークスタックとして利用されており、MINIXやGNU Hurdにおいてネットワークサーバーの実装にも利用できる。
lwIPの機能
- IP (Internet Protocol) 複数のネットワークインターフェイス間のパケットフォワーディングを含む
- ICMP (Internet Control Message Protocol) ネットワークのメンテナンスとデバッグ用
- IGMP (Internet Group Management Protocol) マルチキャストトラフィックの管理用
- UDP (User Datagram Protocol) 実験的なUDP-Lite拡張を含む
- TCP (Transmission Control Protocol) 輻輳制御、RTT予測、ファストリカバリ/高速再送に対応
- DNS (Domain Name System)
- SNMP (Simple Network Management Protocol)
- DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
その他
- 性能を良くするために調整されたネイティブAPI
- オプションとしてのバークレーソケット類似のAPI
- AUTOIP / リンクローカルアドレス (IPv4用であり、RFC 3927に適合する)