M4 (天体)
さそり座の球状星団
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| M4 (天体) | ||
|---|---|---|
| 星座 | さそり座 | |
| 見かけの等級 (mv) | +5.6[1] | |
| 分類 | 球状星団(クラス9)[1] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 16h 23m 35.22s[2] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | −26° 31′ 32.72″[2] | |
| 赤方偏移 | 0.000235[2] | |
| 視線速度 (Rv) | 70.4 km/s[2] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -17.63 ミリ秒/年[2] 赤緯: -21.57 ミリ秒/年[2] | |
| 距離 | 7,200 光年[1](約2.2kpc) | |
M4の位置
| ||
| 発見 | ||
| 発見日 | 1746年[1] | |
| 発見者 | ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー[1] | |
| 物理的性質 | ||
| 直径 | 70光年 | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| NGC 6121[2]、Mel 144 | ||
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概要
観測史
ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾーが1746年に発見し、1764年にシャルル・メシエが最初のカタログに記載している[1]。シェゾーは「アンタレスに近くこれに先行する。白く丸く小さい。以前に発見されていないと思う」とした[3]。1751~1752年にニコラ=ルイ・ド・ラカイユはケープタウンで見て、「微かな彗星の小さな核のようだ」とした[3]。1764年メシエは「非常に小さな星から成る星団。機械が悪いと星雲状…」とした[3]。1783年ウィリアム・ハーシェルは10フィートの反射鏡で初めて星に分けて見た。彼は200個程度の星を認めており、また南北を走る星の群れを「かなり明るい8ないし10個の星のなす尾根」と表現している[3]。スミスはこの星の群れを「中心を走るまばゆい光」と表現している[3]。猫の目を連想する人もいる。
アンタレスの西にあり、小型望遠鏡でも比較的、観察が行いやすい[1][4]。球状星団としてはまばらである。空の条件が良ければ肉眼で天の川の中に見ることができるくらい明るい球状星団である。ただ、同じ球状星団のM2やM3よりも明るいにもかかわらず、1等星のアンタレスが西に1.5°にあるため、それらより見えにくい。球状星団としてはまばらで、黄色みがかって見えるのが特徴である。丸く対称な形をしているにもかかわらず、1ダースほどの10~12等の星の群れが北から南に走っている。これがハーシェルの言う「尾根」である。口径20cm程度の望遠鏡で中心部分の星も見えはじめるが、空の状態によって見え方が変わる星団だとも言われている。