Murash FC
From Wikipedia, the free encyclopedia
Murash FC(ムラッシュエフシー、英語: Murash FC)は、配信者の加藤純一と元サッカー日本代表の柿谷曜一朗がオーナーを務める、日本のサッカーチームである。略称はMURASH FC、ムラッシュFC。
なお、本チームは一般的なサッカークラブではなく、元サッカースペイン代表選手のジェラール・ピケが創設した7人制の新興スポーツリーグ「キングスリーグ」のために編成されたチームである。
概要
Murash FCは、配信者の加藤純一がオーナーを務め、キングスリーグの国際大会へ日本代表として参戦するチームである[1]。チーム名は加藤純一が業務提携している事務所「MURASH」に由来する。
加藤は「夢ではなく目標」として世界一を掲げており、賞金よりも優勝トロフィーを日本に持ち帰ることを最優先としている[1]。これまでメキシコ・イタリア・フランスで開催された各大会に出場している。
参戦する「キングスリーグ」は、フットサルや7人制サッカーに似た少人数制の形式をベースとし、得点が2倍になるシステムや、各チームのオーナーが自らピッチに立ってPKを蹴る権利を持つなど、独自のエンターテインメント要素が組み込まれた新興スポーツである[2]。
歴史
2024年:キングス・ワールドカップ2024(メキシコ大会・初参戦)
2024年5月26日から6月8日にかけてメキシコで開催された、第1回となる「Kings World Cup 2024」にワイルドカード枠で初参戦[3]。クラブチーム形式での出場であり、元サガン鳥栖のGK深谷圭佑らが選出された。
第1ラウンド vs Raniza FC(メキシコ):4-10で敗北[4] 敗者復活ラウンド vs UA Steel(ウクライナ):勝利(加藤純一オーナー自身がPKを決めた) ラストチャンスラウンド vs Limon FC(トルコ):0-2で敗北[5]
結果は1勝2敗で、ベスト32敗退となった。本大会の優勝はPorcinos FC(スペイン)
2025年:キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025(イタリア大会)
2025年1月2日から13日にかけてイタリアで開催された「Kings World Cup Nations 2025」へ、日本代表として出場。本大会から「キングスリーグ日本代表」としての参加形態となり、加藤純一は「プレジデント」を務めた。監督(ヘッドコーチ)は中井健介が務めた[6]。
ラウンド1 vs イタリア代表:3-1で勝利。開催国を倒すジャイアントキリングとして世界中で報じられた[7]。 ラウンド2 vs アルゼンチン代表:敗北 ラストチャンスラウンド vs モロッコ代表:惜敗
決勝トーナメント進出は逃したものの、開催国イタリアを撃破した功績は世界的に評価された。優勝はブラジル代表。
2025年:キングス・ワールドカップ・クラブズ2025(フランス大会)
2025年6月1日から15日にかけてフランスで開催された「Kings World Cup Clubs Paris 2025」へ、クラブチーム形態で出場[8]。 大会前の2025年5月、強化責任者として元サッカー日本代表FW柿谷曜一朗の加入を発表[9]。しかし、現役時代に負傷したアキレス腱の再発により大会本番への選手登録は断念し、アドバイザーとしてチームをサポートする立場となった[10]。また、日本ソサイチリーグからも多数の選手が選出された[8]。
第1試合 vs F2R(フランス):3-5で敗北 第2試合 vs Jynxzi FC(アメリカ):5-5の同点後、PK戦で敗北
グループステージで敗退となった。本大会の優勝はLos Troncos FC(スペイン)[要出典]。
2026年:キングス・ワールドカップ・ネーションズ2026(ブラジル大会)
2026年1月4日から18日(日本時間)にかけてブラジル・サンパウロで開催された「Kings World Cup Nations 2026」へ、日本代表として4度目の世界大会に出場[11]。 抽選の結果、グループBにドイツ、アルゼンチン、アメリカと同居する組み合わせとなり、「死の組」と呼ばれた。なお、本大会では絶対的GKだった深谷圭佑が出場を辞退し、メンバーが大きく刷新された。監督は中村駿介、強化責任者(テクニカルディレクター)は柿谷曜一朗が務めた。
ラウンド1 vs アメリカ代表:敗北 ラウンド2 vs アルゼンチン代表:敗北 ラウンド3 vs ドイツ代表:敗北
3戦全敗でグループステージ敗退。フランス大会・ブラジル大会と通算7連続敗北となった[12]。
優勝はブラジル代表。
2026年:チーム再編
ブラジル大会後、チームは「ゼロから作り直す」方針を表明[12]。柿谷曜一朗がオーナーに就任し、加藤純一と共同でチームを運営する形となった。新監督には元日本代表DF太田宏介が就任[12]。 2026年4月にはチーム再編のための大規模セレクションが実施された。
4月2日(木):神奈川県・あおばスカイフィールド(関東予選) 4月4日(土):京都府・ミズノスポーツプラザ京都伏見(関西予選)
2026年5月28日には埼玉スタジアム2002第2グラウンドで最終セレクションが開催され、元Jリーガーを招いたエキシビションマッチも実施された[13]。
2026年:キングス・ワールドカップ・クラブズ2026(イタリア大会・エキシビション招待)
2026年7月26日から8月1日にかけてイタリアで開催された「Kings World Cup Clubs 2026」は、出場枠が前年の32チームから16チームへ縮小され、ワイルドカード枠も廃止されたことから、本戦への正式出場は実現しなかった[12]。
一方、2026年5月には大会主催者である「Kings League World」の公式アカウントより、ムラッシュFCがエキシビションマッチとして本大会に招待されたことが発表された[14]。本戦出場ではないものの、再び世界の舞台で戦うこととなった。本大会もABEMAで全試合が無料生配信された。
エキシビションではZebras FC、GEAR 7 FC、Zeta Comoの3チームと対戦し、3戦全勝の成績を収めた。さらにこの結果を受け大会運営の計らいにより、今大会ベスト8のUNDERDOGS FCとの追加試合が組まれた。この試合にも6-2で勝利し、エキシビションでの戦績は4戦全勝となった。
チームスタッフ
2026年7月現在[15]。
| 役職 | 氏名 | 備考 |
|---|---|---|
| オーナー | 加藤純一 | 2024年 - 。配信者。チーム名は業務提携先の事務所「MURASH」に由来する |
| 柿谷曜一朗 | 2026年 - 。元日本代表。加藤と横並びの「ダブルオーナー」として参画。前体制では強化責任者 | |
| 監督 | 太田宏介 | 2026年 - 。元日本代表。横浜FC・清水・FC東京・名古屋・町田のほか、SBVフィテッセ(オランダ)、パース・グローリー(オーストラリア)でもプレーした |
| コーチ | 長谷川アーリアジャスール | 2026年 - 。元日本代表。横浜FM・FC東京などJ1で活躍。ガイナーレ鳥取クラブアンバサダー。太田とは複数のクラブで共にプレーした |
| 山田樹 | 2026年 - 。元Jリーガー、ソサイチ日本代表コーチ。メキシコ大会・イタリア大会には選手、フランス大会にはコーチとして参加 | |
| チームマネージャー | 野崎雅也 | 元Jリーガー。浦和・鳥取・Y.S.C.C.横浜・長野などを経てスペインでもプレーした |
| ネジ | 加藤純一のマネージャー | |
| トレーナー | 遠藤浩隆 | 柔道整復師。えんどう∞スポーツ接骨院院長 |
| ビデオクリエイター | 伊澤惇 | |
| ファンクラブ責任者 | 高橋一成 | |
| 海外営業・通訳・現地マネージャー | 奥村悠哉 |
歴代監督
選手
2026年7月28日現在[15]。ポジション表記はキングスリーグ公式表記に準拠する(MC=ミッドフィールダー)。
| No. | Pos. | 選手名 | 登録名 | 生年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GK | 児玉剛 | KODAMA | 1987年12月28日 | 元Jリーガー。京都・愛媛・山形・FC東京・名古屋でプレー |
| 93 | 深谷圭佑 | KSK | 1998年6月20日 | 元Jリーガー。神奈川県1部から2022年にサガン鳥栖へ個人昇格。現在はパスチャライズ福岡、FUKUOKA CITY24 | |
| 6 | DF | 縣翔平 | AGATA | 1994年5月25日 | 青森山田高、中央大学を経てプラムワン。ソサイチ日本代表。イタリア大会・フランス大会にも出場 |
| 7 | 横山航河 | KOUGA | 1996年5月26日 | 広島ユース、近畿大学を経てVOLVER OSAKA。ソサイチ日本代表(2025年ブラジルW杯) | |
| 2 | MC | 重信圭佑 | SHIGE | 2000年9月1日 | 公園上がり |
| 5 | 林田大和 | YAMATO | 2001年11月17日 | NES UNITED CS(ソサイチ関東リーグ) | |
| 8 | 箱﨑裕也 | HAKO | 1994年9月16日 | 香川西高、大阪学院大学を経てVOLVER OSAKA。ソサイチ日本代表(2024年アジアカップ、2025年ブラジルW杯) | |
| 10 | 宮下豪也 | TOSHIYA | 2003年2月22日 | 年代別フットサル日本代表(U-19・U-20・U-23)。フウガドールすみだ、バサジィ大分でプレー | |
| 14 | 木戸皓貴 | KOKI | 1995年6月28日 | 元Jリーガー。東福岡高、明治大学を経て福岡・山形・青森・三重でプレー | |
| 17 | 白石郁哉 | FUMIYA | 2001年8月30日 | N(ソサイチ東北リーグ) | |
| 26 | 小田崚平 | HEIHEI | 2000年3月3日 | 桃山学院大学を経てELAGUA TOKYO。2026年からてくてくキッカーズ | |
| 44 | 江川雅信 | MASANOBU | 1996年8月29日 | 桐蔭学園高から海外へ。FKスティエスカ・ニクシッチ(モンテネグロ)、IFKヴェルナモ(スウェーデン)でプレー | |
| 74 | 中村駿介 | NAKASHUN | 1994年5月16日 | 浦和ユース、専修大学を経てマルタ・ラトビア・インドネシアでプレー。引退後は選手代理人 | |
| 11 | FW | 宮内俊輔 | SHUNSUKE | 2003年7月14日 | 帝京大可児高出身。ロボガトフットサルクラブ、oWn_NAGOYA |
| 13 | 梅津怜央 | REO | 1999年11月7日 | 仙台ユース、東北学院大学を経て東京蹴球団、てくてくキッカーズ | |
| 23 | 谷田光 | MITSURU | 1997年4月17日 | 聖和学園高、新潟医療福祉大学を経てムサン・サラマ(フィンランド)でプレー |
ユニフォーム
スポンサー
オーナーについて
本チームのオーナーは、日本のゲーム実況者・ストリーマーである加藤純一と、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗が務めている。 加藤純一自身はサッカー未経験であり、初参戦の2024年まで一度も関わりはなかったが、キングスリーグは、各チームの代表者に世界各国の著名なストリーマーや元プロサッカー選手を起用する「ストリーマー主導」の大会形式を採用しており、加藤は日本国内における高いライブ配信の視聴者動員力(同時接続者数)と影響力を評価され、日本代表チームのプレジデントとしてジェラール・ピケ本人から招待を受けた。 加藤は2022年より自身が代表を務めるプロeスポーツチーム「Murash Gaming」を運営しており、同チームの運営経験やファンベースがMurash FCの基盤となっている。キングスワールドカップ開催期間中には、自身のTwitchおよびYouTubeチャンネルにおいて試合の公式ミラー配信を行い、日本国内における同大会の認知拡大と視聴者獲得を牽引した。
主な戦績
| 年 | 大会 | 開催地 | 結果 | 日本語配信 |
|---|---|---|---|---|
| 2024 | Kings World Cup 2024 | メキシコ | ラストチャンスラウンド敗退 (1勝2敗) | 加藤純一Twitch |
| 2025 | Kings World Cup Nations 2025 | イタリア | ラストチャンスラウンド敗退(1勝2敗) | DAZN,
加藤純一Twitch |
| 2025 | Kings World Cup Clubs Paris 2025 | フランス | グループステージ敗退(2敗) | 加藤純一Twitch |
| 2026 | Kings World Cup Nations 2026 | ブラジル | グループステージ敗退(3敗) | ABEMA,
加藤純一Twitch |
| 2026 | Kings World Cup Clubs ITALY 2026 エキシビション | イタリア | 4戦4勝 | ABEMA,
加藤純一Twitch |