NGC 3982
From Wikipedia, the free encyclopedia
| NGC 3982 | ||
|---|---|---|
| 星座 | おおぐま座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 12.0[1] | |
| 視直径 | 1′.7 × 1′.5[1] | |
| 分類 | SAB(r)b[1] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 11h 56m 28.1s[1] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +55° 07′ 31″[1] | |
| 赤方偏移 | 1109 ± 6 km/s[1] | |
| 距離 | 68.1 ± 2.5 × 106光年[2] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| UGC 6918[1], PGC 37520[1] | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
NGC 3982は、おおぐま座の方角に約6800万光年離れた位置にある中間渦巻銀河である。UGC 6918としても知られる。1789年4月14日にウィリアム・ハーシェルが発見し、惑星状星雲と誤分類した[3]。NGC 3982は、M109銀河群の一員である。
視等級は12.0で、NGC 3982の観測には望遠鏡が必要である。小さな望遠鏡を用いると、この銀河は、中心領域が若干明るい球状の非常に暗く希薄な斑状の光として見える。
NGC 3982は2型のセイファート銀河で、直径は銀河系の約3分の1にあたる約3万光年と推定されている。我々から約1109 km/sの速度で遠ざかっている。この銀河は、銀河系に似た典型的な渦巻銀河であり、中心部には超大質量ブラックホールが存在し、明るい腕では星形成が盛んである。この領域では、超新星も観測されている。
NGC 3982の腕の中では、急速に恒星が誕生している。明るい銀河核には古い恒星が集まっており、中心ほど密度が高くなっている。核周辺領域でも星形成が盛んで、1年間当たり0.52太陽質量と推定されている。ハッブル宇宙望遠鏡による画像では、核周辺の星形成領域と銀河核の間には、小さな渦が存在するのが示され、これは星形成領域からブラックホールにガスが転移するチャネルとなっている。
NGC 3982は、おおぐま座に位置し50個以上の銀河を含むM109銀河群の一員である。この銀河群は、最も明るい渦巻銀河M109から名付けられた[4][5][6]。

この銀河は、超新星とケフェイド変光星という、天体の距離を測定するための2つのツールを両方含むため、銀河系外の距離を測定する手助けとなることができ、興味を持って研究されている。