NGC 4051
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NGC 4051は、おおぐま座の方角にある渦巻銀河である。ケフェイド変光星を用いた距離測定により、銀河系からの距離は約5,400万 ± 100万光年(16.6 ± 0.3メガパーセク)とされている[1]。また中心には、質量が1.7×106 M☉の超大質量ブラックホールが存在すると考えられている[2]。ディスクは視線方向に対して約40度傾いており、中心から伸びる三つの渦巻腕が特徴的な銀河である[3]。
この銀河は、ハレアカラ天文台に設置されていたマグナム望遠鏡による観測対象となった[4]。活動銀河核(AGN)から明るいX線を放出する1型のセイファート銀河であり、X線の時間的な変動が見られる。1998年5月、ベッポサックスによって観測された際に、X線のフラックスが 2-10 KeVの範囲でこれまでの平均値の約20分の1に減衰していたことが明らかになった[5]。5月以降、低フラックス状態は徐々に回復し、AGNは再び活動的になった[6]。
1型と似ているものの、幅の狭い広輝線領域由来の成分が観測されていることなどから、典型的な狭輝線セイファート1型銀河(NLS1)と考えられている[1][7]。また、天文学者のカール・セイファートが最初に研究した、六つのセイファート銀河の一つでもある[1][3]。
NGC 4051は、NGC 4111を中心とする銀河群に属し、さらにこの銀河群はM109 銀河群などを含むおおぐま座銀河団の一部である[1][8]。