1986年の、オフコース二度目の活動休止中にリリースされた清水仁の初のソロアルバムである。清水の歌声は今までコーラスだけでしか確認できなかった(ライブとザ・バッド・ボーイズ時代を除く)が、このアルバムにより、清水のオフコース加入以降初めてボーカルとしての歌声を聴くことができるようになった。その後、活動再開後のオフコースにおいてもボーカルを担当するようになった(初のボーカル曲は『Tiny Pretty Girl』。松尾一彦とのツインボーカル)。
内容としては、同時期にソロデビューを果たした他メンバー(小田和正、松尾)と比べ、自分で作曲した曲を歌っているのはA面だけに留まり、それ以外の曲の作曲はカバー曲を除いて全て元一風堂の平田謙吾によるものである。また、編曲は「BLUE RAIN」(松尾が編曲)を除き、全て平田との共同作業となっている。清水は曲作りの過程について後年、「音楽が好きで、どうも小難しくしちゃうのよね、ケンちゃんは。もうちょっとシンプルにしようって言って作り変えたんですけど」(夢の続き/Dreaming)と語っている[2]。
また、湯川れい子との歌詞の打ち合わせは、キャピトル東急ホテルで行われた。後年清水は、「すごいですよ。100mぐらい離れててもあそこにいるって感じが分かる」「湯川さんはね、俺のこと清水くんって言うんだよね。あんまりそういうこうボクって感じで呼ばれることなかったんでね。新鮮なんで、ちょっと嬉しかったですけど」「俺の人となりとか喋ってね。どういう詞にするかっていうのがあったんじゃないですかね。で、まぁ出来上がったこの曲(夢の続き/Dreaming)見て、あの人すごいなぁ!って感じがね、非常に物語がちゃんとしてるって感じで」と振り返っている[2]。
のちに、清水を中心にこのアルバムのスタジオ録音メンバー(松尾、平田)によってバンド「ONE」が結成され、アルバム『ONE NIGHT』がリリースされた。